京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

不動産物件の持込が多い状況は・・・

2011年05月30日 | 不動産と経済情勢
京都不動産コンサルタントのブログ

最近、又、不動産業者からの物件持込が多くなっています。
はっきり言ってこれも東日本大地震の影響でしょうが、
不動産の動きも緩やかになってきている証明ですね。

不動産業者が手持ち物件を早く販売したいという現れです。

業者の売主物件であれば尚更、
個人所有者の仲介物件であろうとも
業者の危機感が個人所有者にも伝わっていきます。

価格は弱含みだということですね。

バブル崩壊以降、
失われた10年が20年とも言われていますが、
この景気後退の中でも小さな谷や山があります。
また大企業との所得格差もあります。

その意味ではここしばらくの住宅取得優遇政策により
小さな山もありましたが、
しばらく先が見えない状態でしょうか。

ではそのような状況では
不動産は買い控えが良いのでしょうか。
そうでもないですね。

先ほどの物件持込の業者もそうですが、
物件に対して弱気になっている分
価格面以外にも条件の歩み寄りが期待できます。

また、金融機関も昔ほど横並び姿勢でもなくなっていて、
融資面も金利や返済年数を中心に企業間で
条件に差が出てきています。
その裏側には優良顧客の囲い込みがあります。

手持ち余裕資金がある方にとって、
そして、今、不動産が必要な方にとっては
選択的な目を持って買いに行く、
良いときではあります。

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/京都不動産コンサル研究所


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