京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

不動産コンサルタントの意義

2011年10月10日 | 不動産コンサルティング
京都不動産コンサルタントのブログ

最近、目に付いた質問サイトで、
不動産業者と物件に関する興味深いやり取りがありました。

話を単純化しますが。

親切良心的な甲不動産業者に以前から家の相談をしていた。
たまたま新聞広告でみた物件が気に入り
その広告掲載の乙不動産業者で案内してもらった。
その乙不動産業者が不勉強高圧的だった。
今更、良心的な甲不動産業者に変えることはできない?

というような要旨でした。

回答したこれも不動産業者らしき方は、
如何な高圧的であろうと業者間のルールがあり
案内した乙業者で話を進めてください。
との内容です。

結論から言えば、
私ならこうお答えします。

「わかりました。
では、まずその旨を甲不動産業者に相談してください。
不動産業者間でのルールや慣習があることは
間違いないことですが、
大きなお金が動くことを考えれば間違いや
不足自体があっては本末転倒です。
そこは業者間で調整できることも多々あります。
どちらの業者さんへも誠心誠意ご相談ください」と。

「業者間の調整とは主に手数料のことになると思われますが、
相談者の熱意で事が動くケースもあります。
また、不調になったときは
自己責任で選択することしかないです。
頑張ってください」と。

このケース、結構あるのではないでしょうか。
というのも現在お付き合いの不動産業者があったとしても、
それを中々他社との比較ができないからです。

ある一定のコンタクト話し合いが会って初めて
その業者の資質や対応がわかるもの。
そのときになって「やっぱりあの時の業者が良かった」、
と思っても遅いケースが多いのです。

人生でそう何度も不動産売買を繰り返す訳でなく、
不動産的思考や不動産業者に巡り合う機会は
少ないのも確かです。

仲を取り持つコンサルタントを
宜しくお願いします m(..)m

コメント
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