京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

不動産投資二の足を踏む理由は・・・

2011年10月17日 | 収益マンション

収益マンション購入を検討するときの不安は、
やはり何といっても購入した後の収益が
予定通り本当に入ってくるのか、
ということに尽きる。

どれだけ良い利回り、
良い入居率、
いくらも修繕費が掛からない、
そして又理想的なキャッシュフローがあったとして、
それが単なるシミュレーションであれば
絵に描いた餅になりかねない。

その意味ではまだ、
現況賃貸入居者が居住中の物件であれば
少しは安心感があるのではないか。

新築より中古物件ということ。

それでも不安に感ずるのは、
その入居者がいつ退去するか予測不可能だと。
いつ出てもおかしくないと。

確かに負の連鎖ではないが、
マイナスにマイナスをおっ被せて考えると
不安は不安であろう。

しかし、あなたがその昔、賃貸マンション住まいのとき
そんな簡単に引越しを考えていただろうか。
費用もかかる、
生活のリズム・パターンもある、
そうそう引越しもできないものである。

人間は日本人は総じて保守的である。

超短期の賃貸であるホテル稼働率を見ても、
今年は震災の影響で低いものの、
京都はここ5年間90%前後である。

ホテルから比べて若干ロングなゲストハウス
そしてもう少し長めの賃貸シェアハウスはと言うと、
これが80から90%なのである。
※提携の運営会社調べ

賃貸不動産周辺の状況は底堅い、と考えても良い。

入居者が気持ちよい生活の場を提供することが
大家さんの仕事である。


また、金融機関の収益計画の査定はといえば、
入居率80%を想定している。

やはり入居率80%この辺りが一つの目安なのかなぁと。

中古収益マンションの入居率は、
京都は特に良い。
これは以前にも述べた通り二兎を追えるからであるが、
大家さんの仕事を全うすれば
やはり80~90%は見込めるのでは。

しかし、最終的には、
やってみなければ判らないし、
やらなければ永遠に判らない、
ということか。

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/京都不動産コンサル研究所


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