ご相談時の私の第一声は
「イメージ」から入る場合が多い。
イメージと言っても大まかな全体像で、
具体的な物件の形状から始まって収入金額まで。
ぼんやりながらも、
外部階段が目に付くアパート形式のものから
レンガ色のタイル張りのしっかりした
マンション風のものまで
イメージして頂く。
前者はスケールが小さく、
もしかすると総額数千万円で
自己資金も少なくて済みそうだが、
後者になると総額は億単位になり
諸経費だけでも千万単位になるかもしれない。
最低このような想像はしていただいて
次に物件探しという段取りになる。
もちろん殆どの方が、
当社はサラリーマン大家さん御用達でもあり、
融資でレバレッジを利かせる。
株の信用取引程度のレバレッジ3倍からFX並みの10倍融資が
一般的なところであろう。
因みに3倍融資ということは頭金33%であり、
10倍融資は頭金10%ということになる。
これは金融機関による
物件担保評価の違いということになっているが、
大きな要素は個人属性=資力がポイントかなぁ
というイメージである。
この場合の資力は頭金としての拠出
のみならず所謂「見せ金」「共同坦保物件」も含まれる
と考えられる。
最初のイメージ造りはこんなところであろう。
次回は購入の有無を分けるであろう
収益に関するリスクについてを予定。