満開の桜。どちらかといえば、散り始めている。風に舞う花弁の吹雪に、散歩しながら、歓声をあげました。 久方の 光のどけき 春の日に、しづ心なく 花の散るらむ 近所にお寺や、学校、幼稚園があり、用水路が張り巡らされている。用水に浮かんだ花弁が固まった様は、花の筏が流れているようです。何艘も連なって、ゆらゆらと下っていました。
一重のソメイヨシノが散り始めると、八重の桜が蕾を見せる。あのぼったりとした、重々しい感じの花は、なんとなく曇り空を思わせる。下を向いて咲くのも、何か想いが籠もってしまっているようで、夜半など独りでは、歩くのが億劫になる。まるで花の精の魂が、宿っているような感じがしてしまう。美しく清らかな者に、姿が重なることがある。
明日から天気は、下り坂になるようです。夜半の月を観上げ、星を眺めているとわかります。新聞への投稿に、地震の時、停電になって、初めて宇宙を観て、星の多さと美しさに、驚いた。とあったが、そういった自然こそ、当たり前の暮らしです。できれば、1時間でも外に出て、夜の星空を見上げてたいもの。
電気やガスや水道がなくても、ご飯が炊け、生活できる知恵を知っておきましょう。自給自足は無理でも、工夫して暮らすことに目を向けるのも、人間としての知恵のように思います。高齢者の帰宅願望には、自然との付き合いの中で、人間が生かされてきたことを、知っているからです。動物の持つ帰省本能かもしれません。
勤務先からの買出しに行ったら、ペットボトルの買いだめ規制があった。“お客様にお願い”とあり、レジを何回も通らないようにしてください。とまである。おっどろいちゃった!買い占めて家に置いていたら、鮮度が失せてしまうよ。或いは、床が抜けるかも。リエさんには、どうにか足りているようですが、枇杷茶をしっかり飲んでほしいな。
庭に咲いた、クリスマスローズ。たくさんの花が咲いたよ。これは、アップで撮りました。