昨夜の余韻が覚めやらずで、今夜は十六夜。天気もよく、眺められよう。枇杷葉の育ちも、先ず々の様子。庭を見回っていたら、カーネーションが咲いていた。パンジーは発芽していない。まあ、あちら立てばということだろうなぁ。
時候がよくなってきて、彼岸花の花色が鮮やかだ。ごんぎつねを思い出すのは、やはり曼珠沙華が咲く頃だ。吉備路をたどっていて、景色の中に溶け込んでいた。自然は、何処からか知っていて、自分の役目を忘れないのだ。
友人が、お昼丁度に来宅。作っていたお寿しと吸い物で食事。午前中、久々に干した布団を終い、歯医者に行く。治療を終え、Aさん家にお礼方々寄る。しーちゃんからのお礼が届いているとのこと。土方歳三の出身だったとは。
孫を学校まで迎えに行くと、しょんぼりと一人で待っていた。運動会の練習で疲れているようだ。帰宅して、昨日の兎団子を食べさせ、友人の土産のケーキを出し、黄桃を剥いてやった。腹がくちくなったのか、転がって寝ている。
下の孫の方は、母親が迎えに行っていたが、我が家まで連れて来ておいてくれた。食の細い児なので、兎団子と黄桃で満腹し、ケーキは飾りだけ食べる。昨夜の十五夜を観ていない、というのにはがっかりした。今晩、観てね。
パソコンの部屋で、更新をしているとき、はだしのゲンを見つけて読み出す。本が好きなのは、二人共だが、高学年になるほど、友人関係が複雑になるので、上の孫は少なくなった。先日の連休には、同級生の所に泊まっていた。
ポストにリエさんから書籍が届いていた。里村欣三の『河の民』。秋の夜長に愉しみなこと。加古浦には、孫たちを連れて行ってこようか。民俗館には船の模型もあって、江戸時代の漁業の様子もわかる。興味の程はどうだろう?
白鳥は哀しからずや 空の青海の青にも染まず漂う。正しく、そんな感じの紺碧な色の空で、雲一つない秋の感じである。明日頃から、お天気は下り坂だそう。自然の摂理は、誰にも制御できない。だからこそ、核のゴミはいらない。
真夏の夜の夢。パックが、何処かに潜んでいて、一時の夢の世界に誘うようだ。宇宙は、満天の星が広がっている。