帰宅したら、風が吹いたのか、枇杷葉がフェンスから離れて、倒れそうになっていた。今月の初めにも可なり傾いて、心配していた。プランターなので、根が土に潜れない。そろそろ出してやるかな。きっとプランターは窮屈なのだろう。庭に、バケツの水を遣る。
枇杷葉の生葉も、液を吸われて、黄色になっている。人間だけではない、自然の中には、枇杷葉を必要とする生き物が多い。誰にでも拒まず、どんなことにも嫌がらない。人間よりも、遙かに命の大切さを知っていることに感嘆する。森羅万象の為せる極意か。
今朝、昨日の体調を想い、枇杷の種を齧って行く。なんとなしに体が軽い。以前は、車の運転や旅行など、疲労困憊して、暫く元に戻らなかった。今回は、枇杷葉のお蔭で何処吹く風。目の充血も無く、肩凝りもない。摩訶不思議な現象。感謝に堪えない。
小豆島に行った時には、然程想わなかった幻想が、総社の鬼の城を廻った時に起きた。知らない男の子が、一緒だったのが、kazu君とは。そういう予知夢を、何度も繰り返し視ていたのに、あそこに行かなければ、脳裏に浮かばなかったのだ。そうだったのか。
テレビは観ないが、書籍は読む。半沢がどうしたって?イケメンがなんだって。自分達の世代には、アラン・ドロンかジェームス・ボンド。隠密剣士か月洸仮面。銭形平次の大川橋蔵。スーパーマンにも憧れた。で、今回は友人と観に行く。還暦を過ぎると安い。
某新聞に連載の、『劉邦』が愉しみで、毎朝これだけは読んで行く。新聞も、テレビ欄をちょっと覗いておけば、大体の見当はつく。心理的な含みを持たせて、視聴率を上げようとする。代わり映えしない。書籍には、自分の時間を充てられる。学べるのもいい。
古備前。安土桃山時代の頃、作った人の名が、確認できた作品を言う。古伊万里もそうらしい。縄文時代にも及ぶが、誰が作ったかは不明なため、言わない。価格未定。相当な価値があるらしい。国宝級も及ばない。信長や秀吉は、これで茶会を催した。
リエさん、しーちゃん。Aさんご夫婦に、よくよくお礼を申し上げました。心の籠もったおもてなしを、ほんとうにありがたく感謝です。娘さんにも、連絡がつきまして、感謝の気持ちをお伝えしました。今度は、手ぶらでおいでください。鬼が島に行きますか?
初夏の薔薇。この薔薇は、親から挿し芽で育ったもの。買った苗は枯れた。以来、挿し芽で次々に増えていく。