旧暦の雛祭りは、新暦の4月21日。然し、地方では春休みのこの日に、お雛様を飾る。彼岸を過ぎた辺りで出すのも、丁度春休みなのと、花が咲き出す頃に重なっている。桃の花もこの頃に咲くことが多い。全てを早く、速くと急かすよりはいい。
雛壇のぼんぼりが、夕闇に微かに揺れる様は、やはりこの時期のもの。昼間の子ども等の声がしなくなった座敷では、白酒に浮かれる右大臣と左大臣に、魔物の類もいそうだ。女子の節句とは、華やかで艶やかな雰囲気が見合う。豆雛を飾った。
明日は、友人と桜ツアー。桃や片栗の花も見てこよう。枝垂れ桜、李に杏、ヒアシンスにチューリップ、ムスカリ、こごめ花に椿。春爛漫の一日になりそう。足腰の動く間に行っておきたい。携帯での撮影をして、保存しておけば、何時でも見られるもの。
弁当の準備が要り、具はたいしてないが、作っていかねば。枇杷葉茶を忘れないで、持って行こう。紅藍の女殺人事件。これは1晩で読めた。次の日、睡眠不足にしては、ハイテンションだった。珈琲を何杯も飲みながら、勤務に支障のないように努る。
冷蔵庫を開けたら、食材のカスがこびりついている。氷は、茶色に変色している。見た目も悪いが、衛生上拙くはないか?掃除をしない者は、汚さないこと。忙しいというのではいい訳だ。ドアといい、庫内といい汚れっぱなし。梅雨になって、慌てない。
介護の仕事以前の問題だろう。そこで働く意識がなく、名札もつけていない。信頼関係が第一な勤務なのに、時間さえ経てばいい考えに、唖然とする次第。仕事に来たら先ずは身だしなみから。髪を束ねて、手洗い・嗽。鏡に写る自分に笑顔で仕事だ。
蕎麦の白い小さな花が見たくて、勤務先の近所の方にもらった。可憐でしょ?連作を嫌うそうだが、蕎麦の茎が赤いのはわかった。