枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

如月、望・大潮、八せん始まり

2020年03月10日 | Weblog
 雨である。のんびりとしたいところだが、本屋の注文を思い出し、銀行へも寄って来る。以前から店主が言っていたので、然程驚きはしなかったが、経営が難しくなって閉めるらしい。こちらも潮時のこともあり、今後はアマゾンになるだろう。車を手放すとなると、ネット注文が速いし便利だ。難を言えば、見てからの購買ができないところである。

 世論の事情では、熱があれば休むように、と自粛を呼び掛けているのを、何が何でもと出勤してくる者に、疑問を抱くばかりだ。まともに仕事が出来ない者に限って、給料を貰おうとする。上司の顔色を窺い、袖の下を入れての行動には不信感が募る。わたくしも、役立たずになって、体力や気力に自信が持てなくなったので、潔く辞める決意をした。

 パートも常勤も、そこから3ヶ月は有効期限があるが、それもしんどいのである。体調不良を理由に仕事に甘えるのが厭である。緊急事態が起きてから、そうなる前に辞めていれば、と言われるのも厭だ。最悪、5月迄として勤務する心算だが、いつ何時容態があっかするか、不安を抱えての勤務は遣り辛い。今後は、終活に勤しもう。予定は未定で有。

 鬱屈した気分を癒してくれるのが枇杷葉だ。庭のあちこちに咲いて来たクリスマスローズも、何とも言い難い趣がある。生き物は、人間だけでないことを想い、そのやさしい心使いに感謝するばかりで、人間は何一つとして、自らでは不可能な事を知る。自然に援けられての生存に、皆が気づけば好いのだが、なまじ自己主張ばかりで思いやりに欠ける。

 連絡が入って、足湯に来ると言う。雨でのんびりとの計画も流れる。色々あるんですが、頼まれれば断れない性格も、時には嫌気が差すこともある。それでも、困っていれば放っておけない。まあ、そこは程々に接すればいいことで、気分転換と思うことにしている。以前よりは丸くなって来た証拠でもある。命に直接影響が出なければ、佳としよう。

 ぎっくり腰の治療もあって、2時間程で足湯を済ませる。途中、喋っての手当てなので、中々進まない。右足は良かったが、左足から角質がたくさん剥がれる。これがぎっくり腰の原因だと思うが、腰を冷やすのは良くないので、止めるように言っておく。年寄りの言うことには、きちんと耳を貸そう。実際、これさえ守っていれば、腰痛は防げるの。

 野鳥が啄んで落としたのが、いつの間にか育っている。秋口から彩づき始め、冬の到来を告げている。

 
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