神無月も・・・

　今朝は5時起きです。年末の溝掃除があって早朝にしているため、昨夜はシンデレラタイムまでには寝ました。厭布団に潜って読書してましたが、ワインも少々口にしていたのでよく眠れた。カーテンを開けストーブを点け、パンを焼き食べ洗顔も済ませての出動だ。すばるが何処に行くん、と機嫌が悪い。何時もなら眠っている時間だもの、留守番を頼んで表に。

　落ち葉掃きと一輪車での回収を若者にさせつつ、年寄りの立場は監督になる。箒で掃くのは手慣れたものだが、労働力には乏しくなって口は賑やかで。帰宅したら、AM8：30分であったから1時間弱の奉仕作業。個人的には毎日遣っているので、何も参加する必要もないのだがと内心で思う。自分ちばかりを綺麗にして、隣近所は無関係という馬鹿者も住んでいるので。

　ペットボトルでの参加物があるが、枇杷葉茶でないので新しく引っ越してきた中学生に上げる。解散して内に入り珈琲のスイッチを入れる。豆は挽いて準備していた。市販品にも依るが、どうも防腐剤や着色料というのに抵抗がある。自分で作って飲めれればいいし、そうでないなら飲まない。薬と一緒で飲んだ途端に全身蕁麻疹が出ることにもなるので用心に越した。

　ブログの訪問を始めたら動けなくなるので、枇杷葉の生葉を切って箱に詰めたり、花芽茶作りを片付ける。その後には掃除機も持ち出して、箒で掃いたのにかける。気づけば昼であるので、饂飩があったと茹でる。大根葉は麹に混ぜたり塩揉みをしたり、酒粕に漬けておいた。枇杷葉も沢山作れたが、放っておくと葉が固くなってしまうし、花芽は萎れてしまうのです。

　毎年、違和感を感じるのが赤穂浪士の討ち入り。これは旧暦でないと計算が合わないし、大石内蔵助の算段が狂うので注意してくだされ。主君の無念を晴らしても、直ぐに切腹となれば意味がないのだ。幕府の中での動きにも正月を挟めば、多少の猶予もできること。詰まりは、同じ切腹でも世間への風当たりも違ってくる。その目論見は正しかった。お家再興にも及ぶ。

　或いは、時代での暦の運用と月の並びに潮の満ち欠けは外せない。尤もなことだが、自然の摂理である訳で、これを知っていないと運気も逃げる。赤穂浪士の面々の、個々の想いには複雑さも垣間見える。然しながら、大石内蔵助の決断が狂えば、主君の仇討ちも適わなかった。赤穂は塩・塩田での作業が主であったため、その知識には大いに援けられていたと察する。

　戦には必ず、月の位置と満干潮が深く関係しているそうだ。知能犯というのは、そういった森羅万象を巧みに生かしてやれば、必ず不可能を可能に出来るらしい。殺人も、絶対に見つからぬ術があるそうだ。そうだ！ホームズを観直そう。文庫は既に何回も読んでボロボロになっている。沢田研二さんも何度も聴いて観ているが、厭きることがない。独りなので満足だ。