あれっ、今何してた？

　如何。珈琲を飲もうとしながら、余りの青空に毛布を干したら、鉢が気になって作業開始になる。庭をあちこち何処に置こうかと探し、内に入って手を洗ってはっとした。珈琲が…冷めて。小春日和の天気なので、凍る程ではないから飲んだ。最近こういう状況が増えてきているので、一度にはしないでおいて、一つ事を済ませてから遣っていたのに。

　傍から見れば奇妙にも思えるし、やけに時間が掛かるようになったとなるが、本人は精一杯の本調子なのであるから困る。まあ、命への実害はないようなので、これは致し方ないと諦めてはいる。歳を重ねていくことって辛いのではなく、受け入れてくれたりのことや、納得できる範囲なのかも知れないとしみじみ思う。数分で出来ていたのが何倍にも。

　で。PCのメールが開かなくなった。それについては自分で消したのは覚えているが、違うところを触ったようだ。復旧には遠い道のり。フェイスブックもままならずだが、履歴からは見えるので我慢しよう。新しいことへのチャレンジは、今後避けて作業していこう。やすらぎの刻・道5巻は、最終巻である。中には失われてしまった時代が存在している。

　祖母のしていたこと。めんどくさく思えたことへの想い。枇杷葉に関しても、転ばぬ先の杖で、医者に罹る手間を省いたやり方で、薬草のことも野山の草花にも、人間を援けてくれる様々な命を知ることなのだ。植物は物を云わぬが、心は通じているのだと確信もする。林檎だけではなく枇杷葉にも同じ気持ちが視え、森羅万象とは宇宙そのものが宿る。

　今朝は、深い霧が立ち込めていて、中々晴れてはこなかったが、AM10時を過ぎた辺りから青空になり、座布団だけを干した。パソコンをするのに少しの間でも干したいのだ。懐炉も腰に貼ってはいるが、座布団はふかふかが好い。昼には、冷凍うどんで狐にして食べた。余り手の混んだのよりは、素うどんが好みなのである。これからは葱が美味しい。

　身長が158ｃｍだと体重もそれなりにあるが、最近はウエストの広がりに加速がかかる。でも、問題はそこだけが元に戻らない。運動も嫌いだし、出不精なのもあって動かないからか。自分では普通と思っているが、他人からは痩せていると言われる。背中は曲がってはいないが、猫背になることもあるので注意をしてはいる。肥れって大きなお世話。

　衣料品はMサイズで変わりなく、ずっと同じ物で間に合う。破れることがなければ毎年着れるが、流行への関心との落差に悩む。カラーは知っているので似合う色しか買わないものの、デザインで迷うこともあるので困る。宣伝文句に惑わされれば、失敗するため安易なお奨めには乗らない。今後は、新しい物を買う必要もなくなり、破れれば繕うが。

　昨日、枇杷葉の剪定をし家の内に活けたのが、そこら中に匂いを振り撒いている。すばるが午前中は窓を開けろと煩いので、外からも忍び込んで来るので香しい。白枇杷も咲きだした。紫陽花の小さな花にびっくりした。山茶花は散り始めているが、見事な咲き方でうれしい。クリスマスローズの鉢を日向に移動した。小さな新芽もあちこちに見える。