枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

春遠からじ・・・

2021年02月04日 | Weblog
 早春譜での歌詞を思えば、成程との気持ちに至るが春はまだ先のこと。それでも庭の様子には変化が見れ始めており、椿の蕾も堅いながら大きさを増し薔薇の芽吹きも心が弾む。今朝は、氷が張っていて指先もかじかむばかり、洗顔をしながらぐっと我慢である。入浴して直ぐに布団に潜りこむので湯冷めはしないが、湯たんぽのお陰でもあるなと感謝する。

 洗濯には風呂の湯を汲みだして使い湯たんぽの湯を入れる。この時点で湯たんぽの湯を入れ替えるのだが、就寝前に行うようにしている。枇杷湯は毎晩足し湯で入り浸かる。こういう時には独りがいい、枇杷葉茶の後を不敷布に入れ込んで湯舟に浮かべているが、臭いを消してくれ垢もくっつける。一月使用した段階で取り換え、乾燥させて堆肥に用いている。

 外に大きめの塵いれを置いているのに袋から出して放り込み、糠と塩とをよく混ぜて寒肥にする。本来は焼いて使いたいのだが、煙を勝手に出すと消防車の出動となる。厳重注意なら好いが罰金かもな…棲み難い世の中になったものと辛抱しているが、実に無駄なことばかりをやるのに厭きれる。議員辞職もだが、働いていない者に給料・賞与等何故なの?

 あの金額があれば(1億5千万)どれ程の援助(コロナ)ができたことか。前と現での税金を湯水のように使う態度にも呆れるばかりで、何等納得する説明もなく辞めた。能面の夜叉のようだと思いつつ、選んだというか押した地元も難儀なこと。これまでの国会議員には、それなりの節操もあったようには見受けるが、昨今中曽根の辺りから怪しい雲行きに。

 クリスマスローズの蕾が沢山膨らんできて、枇杷葉の花芽も咲きそうになっているが何分風が冷たく強い。大霜も降りてのことで、魔女の箒は芽吹きを待つしかない。地植えではないが鉢を外に置いていたら、根が張って動かせないことになってしまった。寒冷紗を掛けるにも無理があるし、温暖化に油断していた無精者でもある。自然の掟は実に厳しい。

 今月の12日が旧正月に当たり睦月、3月13日からが如月となる。佳くしたもので西大寺の裸祭りや、奈良の二月堂お水取りが済み彼岸が来ないと春は遠い。今年の春は長引きそうだが、気温の変化は油断ができないので、身体を労わり温かくしての備えを忘れないようにしたい。自然からの恩恵には祈りと感謝がなければ、お金では買えないものが宿るの。

 昨日の手当が少し響いて、今朝はのんびりと過ごしている。外では野良猫の鳴き合いが始まっていたり、すばるを誘ってくる不届き猫がいるので窓は開けない。飼い主のちょっとした隙で、庭に姿を見せ様子を伺っているのにも癪だ。机の上に箱を置き毛布を敷いているのに慣れて入っているが、気配を察知して喧嘩腰となる。叱られると威嚇することも。

 萩尾望都さんのポーの一族の新刊を読む。ここで如何、しまったと気づく。これってシリーズなのである。これだと最後まで揃える性格なので、さて困った本屋がない。図書館に予約はできないしで、沈黙しつつ撃沈されたことに今更ながら思い至る。デビュー当時からのファンなのだが、年金暮らしには無理な想定であるかも。寄付は図書館にするのだ。
コメント (2)
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