台風が接近しておる。昨年は、丁度タイミング佳く、8月7日であったが、昨年の閏霜月で、可なりの日数がずれこんだ。ここ数日、不安定な天気に、気を揉んでいたが、当たらずともで晴れそうにない。昼間の空に黒雲が湧いて、叩きつける雨である。
短い夏も終り、秋の到来に肌寒さを感じる。こういった時期であるからこそ、体調には気をつけたい。咽喉は通草があれば心配ない。枇杷葉も、花芽と種とで蓄えがあるのも安心だ。左の肩が痛いのは、焼酎に漬けた枇杷葉で処置してるが、中々だな。
勤務先で野菜を作ろう、というが、さて何をどうするんだろう?プランターでの栽培なら、20日大根辺りがいいよ。ラディッシュのこと。サラダにもなるし、植え易く作るのも簡単だ。問題は土です。粘りがないと、しわくて食べれないもの。遊歩道にしようよ。
花を植えても、野菜にしても、ちゃんと手入れをして、小まめに見回りをしないと、昆虫の格好の餌になる。百姓の仕事は、そんな簡単なものではありません。私など、僅かに一つ二つで、遠く百には及ばない。木村秋則さんも、そんなことを言われてた。
命を育てることには、心を込めて接したい。物を壊したり、殺めたりは簡単にできるが、人間には単独で命を誕生させることはできない。神さまが一瞬にして消すのであれば、新たなる命も誕生させる。然し、人間には、技術ではどう足掻いたって不可。
猿に西瓜を与えていたら、果肉・皮・種のどれから食べていくか。枇杷葉でも、桃や杏にしても同じで、核の中にある仁が一番大切な命の誕生になる。動物の本能でしょうね。種から口にするそうです。人間は、これを平気で捨てます。愚かなことですね。
そういう自然の摂理を知らないでいるのと、そこに異なる宇宙を見つけるのとでは、考え方や生き方が変って来ます。風や雨や、太陽に月が、命を育んでいくのです。土壌も必要な要素です。化学の力で生まれた物は、害こそ成せ援けにはなりません。
次々と咲いていく、クリスマスローズ。鉢に植えたのも、増えないと思ってのこと。種が零れて発芽する。
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