
庭の奥に「みかん」と「柿」を植えてあり、日陰になるその木の下へ
日陰の植物といわれる「明日葉」を植えておいた。
一メートルくらいに成長し、何度も収穫して、恩恵に被った。
みかんには「アゲハチョウ」が産卵して、新芽を食い荒らされる。
今年はあまりみかんの新芽が食われていないので、不思議だった。
木の周りにアゲハチョウが乱舞しているのは何回も見ているのに。
一週間ほど前に「明日葉」の葉っぱがほとんど無くなっているのに気づいた、
よくよく見ると、何と色鮮やかなアゲハチョウの幼虫が
明日葉の軸に50匹以上這いずり回っていた。
大きな明日葉の葉を食い尽くすなんて驚いた、
お陰でみかんの木は助かったのかもしれない。
割り箸でつまんで捕獲、無残な明日葉は回復するだろうか。
残酷だが、畑の中へ埋めて始末した。
3匹をみかんの葉っぱと一緒に虫かごに入れておいた、
孫たちは大喜び、二日でさなぎになってしまった。



今朝、虫かごが「がさがさ」音がするので覗いて見ると
何と立派なアゲハチョウが三匹生まれていた。
孫たちは朝飯もそこそこに夢中で見ている、


逃がしてやろうということで、虫かごを開ければ、
颯爽と空へ向かって飛んでいった。
私までが感動した、生まれてすぐ、何も食べずにいきなり空へ飛び出せるなんて、
素晴らしい自然の力だ、
もう来てはいらないけれど、感動をもらって、
ありがとうといいたい。
