

久しぶりの青空も見えて、「ご用始め」にも縁がなく、のんびりとしておれば、金沢に住む弟から、「今から行くよ」との電話。
弟も、子供たちや孫たちが集まり、大変だったようだが、昨日潮を引くように静かになり、退屈だから行くという、正月休みは明日までだそうだ。
「おせち」の残りを持って夫婦でやってきた、我が家も孫たちは明日まで里帰りで静かだ。
夫婦四人で、両家の「おせち」の整理、しっかり、お酒も頂いて、子供の頃の話に大騒ぎ、さぞかし、仏壇の中の両親も苦笑しているだろう、酔っ払い方が親父そっくりだと、お互いに言い合っているのだから。
10歳年下の弟も、今年は定年だそうだが、年金があたるまで、今の会社で首がつながるとのことで、一安心。
久しぶりで、食卓に、小皿の行列、「おせち」の中身も、世代が違えば、違ってくることに、四人で納得ながら、時間を掛けて、すっかり始末できたようだ。
今年も頑張ろうと、わけのわからない握手をして、後部座席で崩れてしまった弟を嫁さん苦笑いしながら運転して帰って言った。
