

今日は「天神講」当地福井では、正月には菅原道真(天神様)の掛け軸を床の間に掛ける。
1月25日を「天神講」と言い、何故だか「カレイ」の尾頭付きを床の間の掛け軸に供えて、夕食に家族全員でそれを食べる。
丹南地方(地図上では、福井県の真ん中)は、木彫りの天神様を飾るところもあるが、昨今彫り師が一人になってからは、掛け軸になってきているらしい、寂しいことだ。
掛け軸と言っても20万から100万程度まで、かなり高価だ、木彫りなら、なおさらで、数年待ちとの話も聞く。
いろんないわれがあるのだろうが、私の場合は、ただ惰性で、淡々と掛け軸を掛けて、正月には鏡餅を飾り、天神講には、「カレイ」の塩焼きを飾って、何の不思議も無く今日まで生きてきたが、考えてみれば、不可解なところもある。
どうでも良いけれど、後で家族みんなが、天神様の掛け軸におまいりして、今夜のおかずは「カレイの塩焼き」だ。

