ニコンD200 200ミリ相当 ISO100
池の端にはススキが白い穂を風になびかせていました。ススキの撮り方は色々あると思います。白い穂を生かすには逆光線がよいようで、バックはなるべく暗いものを選ぶと一層引き立ちます。
ちょっとまばらな感じですが垂直に立っているのが面白く、写してみました。
これはそのアップです。アップもなかなかいけますが、やはりススキの穂を選ばないといけませんね。手前に二本立っている穂が画面を壊しているようです。
リコー GX200 24ミリ相当 ISO100
池に向かって立つ少女の像。多分誰もがこんな構図で撮影するのでしょうね。
しかし使用するレンズによって表現の仕方が変ってくると思います。ここでは超ワイドレンズを使っています。広くなる空を紅葉の木の葉で隠し、画面に雄大感とか奥行き感を出しながら静かな湖畔の秋の風景を演出しています。
ニコンD200 35ミリ相当 ISO100
一寸上の写真に構図が似ていませんか。少女の像の変わりに日傘をさす女性・・・
昨日アップした写真の中の一枚に写っていた日傘を差した女性です。この女性なかなか風景にマッチしていて添景人物にはもってこいの人でした。
こんな風にも切り取ってみました。このように女性の姿が大きくなると、これは添景人物と言うよりは主役になってきますね。
人物の扱い方一つで主役になったり脇役になったりします。
構図的には左手の大きな木の重みを、この女性が確りと受け止めているといった構図になっています。