ニコンD200 28ミリ相当 ISO100
東屋の横に小川が流れています。その川と池の境に置石とごみ除けのすのこのような物があります。
置石にもみじの落ち葉が引っかかっているのが印象的で、それを主役に何枚か写して見ました。
この写真は、置石から池、そして遠景の紅葉を入れ込み、庭園全体を見たものです。遠近感や水面の反映などが美しい風景になっています。
28ミリ相当
今度は手前の小川に浮かぶもみじの葉を入れ込みながら、主役の置石を写しました。風景の一部を切り取ると言う単純化した表現です。
やはり距離感とか奥行き感などが良く出ていると思いますし、まばらに射す日の光が画面にアクセントをつけています。
200ミリ相当
この写真はごみ除けのすのこののようなものの形の面白さと水面に映る影、落ち葉を組み合わせてみました。
これも、すのこやその影とか日差しなどがリズミカルな感じで面白いと思います。落ち葉が手前にもあればもっと良かったと思います。
100ミリ相当
思い切って置石と落ち葉に寄って見ました。撮影ポジションも変えています。これは落ち葉が主役になっています。
主役を引き立てる脇役にどんなものを選ぶかでその写真の出来が違ってきます。
200ミリ相当
もっと落ち葉に寄って見ました。
これでも写真にはなっていますが、ややアップにしすぎた感じがあります。この場合主役の落ち葉に、形或いは色などの変化のあるものがあればよかったのではないでしょうか。
一つの場所で、撮影ポジション、アングルの違い、レンズの選び方で幾通りもの写真が出来ます。印象的な場面にぶつかった時には何通りか写して見る必要があるのではないでしょうか。