閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

昭和公園

2009-12-06 09:36:01 | 昭和記念公園

ニコンD200 100ミリ相当  ISO100

ニコンD200 35ミリ相当 

写真の構図には縦と横があります。初心者の大部分の人たちはカメラを横に構えて横位置の構図を撮っています。これはカメラが構えやすいと言うところから来ているものと思われます。

一般的に横位置構図は横の広がり、縦構図は奥行きの表現に適していると言われています。

この二枚の写真は同じ場所ですが、レンズの違いと縦横の違いで全く違う表現になっています。

上の写真は東屋の屋根の枯れ葉、手前のススキで秋を表現しようとしたもので、どちらかと言えばススキが主役のように見えます。

下の写真は、縦位置で木立を十分に取り込み、東屋のある初秋の雰囲気を出そうとしているようです。

ニコンD200  50ミリ相当  ISO100

逆光撮影ですが、レンズに光が入り込まないように日陰の部分から撮影しています。

くの字に曲がった遊歩道がこの写真を引き立てています。構図的にもまとまった風景だと思いますが、難点は、添景人物の日傘の女性の位置が悪いことです。

もう少し手前、右手の杭に数で4~5本目位のところに女性がいてくれればもっとまとまった画面になったと思います。

こちらは縦位置の撮影です。添景人物の位置はよく、まとまった構図になっていると思いますが、人物の形が悪いですね。出来ればこちら向きの人物が良かったと思います。

このように添景人物の様子、位置の良し悪しで写真の良し悪しが左右されがちですので、添景を利用する時には気をつけましょう。

 

コメント
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