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マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

珈琲ぶれいく

2010-03-20 14:43:33 | Weblog

スタバとかタリーズ、シアトルズベストなどの米国スタイルのカフェは、空き時間に小仕事に利用するのに便利ではあるが、珈琲に感心したことはものの一度もなし。しょうがないので頼んでいる。



一杯ずつネルドリップで丁寧に入れる珈琲に勝るものはなし。

そういう意味で一杯入魂の喫茶店が少なくなっている今、こんな店は貴重である。



六曜社。好き者は階下へと降りる。



高田渡は京都時代、まず三条堺町のイノダへ行き、同志社の食堂でメシを食い、六曜社へ寄り、ほんやら洞へ寄り、と珈琲のハシゴを日課とした。たしか、ここのマスターもバンジョー弾いてたんぢゃなかったかな。



昔風の濃い珈琲が嬉しい。
前述の米国型のカフェは、どうも飲みごたえってものがなくていけない。この深みとコクの向こう側に、一瞬でも景色が見えるような気にさせてくれる。



老朽化した長椅子がちょっと斜めになっていて、腰かけにくいがかまわぬ。
名物はドーナツだったような。
こういう骨太の喫茶店はいつまでもここにあってもらいたい。



夜はバー使いもできるという。ちょっと覗いてみたいもんだ。

 

       六曜社 地下店    中京区河原町三条下ル