ギタリストでボーカリストの奥沢明雄氏とはもう長いつきあいになる。最初は東通りにあった「チャーリーブラウン」のライブで見た、ニューオマンタ・リバイバルだった。分厚いギャラの封筒もらってるのを見て、いいなぁと思った。金かよ! 東京では神保町のブルーグラスインだったかな。ヒルビリーオールスターズというウェスタンスイングを組んだり、帯広とか旅も一緒によく行った。
5月GWの富士宮のまかいの牧場を思い出す。ライブをし、草に横たわり、日なが一日富士山を眺め、
他の牧場に境界乗り越えて入り、怒られたりした。もちろん夜は牧童たちとジャムしたり、酒をかっくらった。
そこでおっくんという呼び名ができ、ボクはざ~さんになった。金はなかったが、時間だけは無限にあった気がした。思えば、あれが贅沢だったんだなぁ。
彼はその後もプロミュージシャンとして、東京でバリバリやっている。中島シメ、西海とのテキーラサーキット
はウェストコーストロック好き垂涎のグループだった。カルメンマキとOZのメンバーだったり、宮前ユキのカントリーにいたことも。今、自らのバンドも組んでいる。 ピーターローワンの来日ツアーを一緒にやったこともある。個人的には、初めてロイハスキーのベースをコピーしてみたら、さまざまな発見があった。
そんな奥沢さんとの久々のライブ。 今春も一緒にやらしてもらったが、50なかばに手が届こうかという年齢になって、歌は一層よくなっている。若い頃から上手かったがどこか力が入っていた感じ。無駄なものが削ぎ落ちて、流麗かつ説得力が備わった気がする。
こっちももちろん年を食った。マンドリンやバイオリンもピーク時みたいなわけにはいかないが、年輪というか、陰影というか奥行きが感じられたなら、嬉しい。さぁ、どんな化学反応起きるかな。
11月26日(金) オッピドム@東淀川 19時半~
http://blog.oppidom.jp/
11月29日(月) 音音(ネオン)@宗右衛門町の西 20時~
http://www.socommunication.jp/neon/
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