シュワシュワシュワ・・・・
世に多いワインバーという業種。ワインは好きだが何処となく気取りがキツくて、なんだかなぁという感じ。大体男同志で行くとへんな感じ。
ずいぶんとくだけたバルなどは出来てきたが、ここはきちんとしたワインの知識がありながら、とてもくだけたいいバー。
やっと来れたので祝いの泡。冷えたモエ・ド・シャンドン。
食事を済ませて来たので、ほんとに軽く。
食後酒的に使えるのもいいところ。
白はカリフォルニア・ナパのベリンジャー04年
コクがある辛口、グラスのせいもあるだろうが、香りがすばらしく
広がる。
お腹に貯まらないものをとお願いすると、ピクルスが。
シャトー・ラグルゼット
フランス南西部、カオールのワイン。
渋味もしっかりしたタイプ。
カルチェの会長が第二の人生を送るために買ったワイナリーなんだと。
トリッパの煮込み。食事もちゃんとできるのがいい。
呑み頃のワインがごろごろ。たとえ知らなくたって、主人樋口さんに
「こんな感じ、あんな感じ」と言えば、要求を満たすだけの
ワインが登場する。
ブルゴーニュ、オート・コート・ド・ニュイ06
味は覚えていましぇん・・・。
コートドニュイというと、バブルの頃に暗躍した大阪の料亭女将
尾上縫(オノエ・ニュイ)を思い出すのは私だけでしょうか。
一人で4000億円とか動かしたとんでもない婆さんだった。
あとで友人に言われて、はっと思ったのだけど、
店内やたらと明るい。ワインバーってライトを落とし間接照明って
いう感じなのに、ここは煌々と明かりが。
ワインの色もラベルも見えていいんだけど、隣り合う人の顔もはっきり
見えすぎるきらいがある。関西ソムリエ界の重鎮樋口さんではあるが、
重く構えず、地口、つまりはダジャレがマシンガンのように飛び出す。
コーヒーリキュール。お隣の方が呑んでいたので相方がたのむ。
エスプレッソも出すので、ウォッカベースにコーヒー。苦味に甘さが負けてしまわぬよう、砂糖も使ってある。珈琲豆が一粒浮かせてある。
こんな街(アメリカ村)にあって、ワイン好きな大人の客が集まる店。
それでいて、おつにすましてないのがよろし。
見た目重視なもんで、東京にはこんな店なかなかないな。
ダジャレにいちいちカチンとくる人は向かないかも・・・。
食事にもアフターにも、呑めない人は日焼けでも。
ワイン・ダイニング そむりえ亭 大阪市中央区西心斎橋2
今ナパで仲間とワインを作っています。仲間と言っても、全員ワイナリーのオーナーです。彼らが自作のぶどうをもちより、毎年自分たちだけでの限定ワイン(販売なし)を2000本。
そして、オリーブオイルと、マーベラスのブログで今、よだれがうーっときています。
すばらしい。みせ来月行ってみます。有り難う