相当気合いの入っているラーメンである。
煮干しそば一本やりの、高槻「麺屋 八海山」。
大阪で食べられる燕三条系ラーメンとして近年行列を作っている。
越後の関燕というと、ナイフなどのカトラリーで有名。
そんな工場で働く人たちのために、味の濃い、背油散らしたラーメンができたという。
味玉入り煮干しそばを所望 800円
ごはんもいいではないか。
行列を予想して11時半開店の30分前、目指して行くと
シャッターの前の椅子にすでに1人のお客が居た。
2番目に陣取ることにした。
時間ギリギリにシャッターが開いた。
その頃にはぐっと客の数も増え。
行列に並んで物を食うのは久しぶりだ。
スープはかなりの煮干し系。好きな人にはたまらなく美味だろうけど、
煮干し系をそう得意としていないボクには、魚の風味が強い。
麺が太い…! 自家製の縮れ麺。
歯応えしっかり。容易にズズズ…と啜り上げることはできない。
堂々の剛力めんだ。しっかり噛むにはいいが、これを苦もなく
食べ切れるというのは若い証拠。
生命力なくして、これは嚥下し切れない。
元気なうちはいいラーメン。
チャーシューもうま味充分。
店は男前の主人を中心に、黙々と働くスタッフ。
美味い物を食わせる気合いが十分に伝わってきた。
ラーメンは一度に4人前ずつほどしかできないので、
客は気長に主人の動きなどを見ながら待つしかない。
JR高槻駅の北側の路地。注目のイタリアン「イル・キアーロ」、燗酒の美味い「海鮮築山」、
フレンチ「レ・コパン」などが並ぶ、グルメ路地になってしまった。
イルキアーロの前身のお好み焼き屋の美人の女将さん、どうしてるかな。
ちょっと苦労した藤原紀香みたいな人だった。
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