今夜は職場の忘年会。忘れてばっかりでも、芸が無いので、「望年会」にしましょう、となった。
「望年会
続いて、もちろんテッサが出てくる。「ヒレ酒はどうします?」と、野暮なことを聞くヤツがいる。テッサにビールでは様にならない、「ヒレ酒」に決まってるんちゃう?と言葉つきも変る。ヒレ酒が運ばれると、マッチを擦り、ヒレ酒の蓋を開ける。小さな「ポン」という音とともに青い炎が出る。これがお決まりの儀式で、余分のアルコールが飛んで飲みやすくなる。
その後は、フグの唐揚げ。鍋の進行具合を見ながら、良いタイミングで出てきた。フグの旨みが閉じ込められていて、これもなかなかだ。しかし、「白子」が出てこないので、「白子は?」と聞くと、この会費では、無理ですよと言われる。飲み放題も付いているので、しかたがないか。白子は、次の機会を待つことにしよう。
最後は、もちろん「雑炊」。てっちりの出汁は色が変らないので、綺麗な雑炊が出来上がった。飲んだ後のフグの雑炊は、やはり絶品だ。調子に乗ってヒレ酒を大分飲みすぎてしまって、かなりふらふらの状態になり、お開きとなる。
夜の御堂筋は、イチョウの葉で埋まっていた。