フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

「低音を響かせる」(フルートレッスン 5月第2回)

2015-05-20 | アダージョの森

庭の緑陰が濃くなってきた。ホスタ「サム&サブスタンス」が見る見るうちに大きな葉を展開して存在感を主張している。

今日はフルートレッスン日だ。朝食後、1時間ほど音出しと、課題曲をさらっておく。

11時に明野の「チャミタクハウス」へ着くと、夏のような強い日差しが照り付けていた。
レッスンの最初はケーラーの「ロマンティック・エチュード」NO19。今日は低音を「響かせる」「輪郭のある音」を出す、練習をする。

「何も考えずに、音だけを出そうとすると、ぼんやりした低音になるのでもっと意識して、お腹で音を支えて
、フルート管の中に息をしっかりと吹き込み、響かせてください」とのことだった。その練習を続けているうちに、確かに、
自分でも「響く音」になってきたことが分かった。

続いて、ケーラーの「二重奏」。今日はNO9だが、1st、2ndとも吹く。それほど難しくないので、NO9は終了だ。

曲は、BWV1033の第1楽章。Andanteはだいぶゆっくり吹いたつもりだが、後半のPrestoがゆっくりしか吹けないので
もっとテンポを落として吹くようにとのこと。後半のPrestoは、カデンツァの感じで、テンポやアーティキュレーションを変
えて演奏するとよい、とのことだった。

少しは、曲になってきたかな、という感じだった。