フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

八ヶ岳雑木林に咲く花 キレンゲショウマ

2018-09-05 | アダージョの森
今年もアダージョの森にキレンゲショウマが咲いた。
 
 
レンゲショウマ(キンポウゲ科)に似た黄色い花ということだが、ほとんど似ていない。
 
 
科も違うが、属名が日本語のキレンゲショウマそのままの「Kirengeshoma」という貴重な花だ。
 
キレンゲショウマ
 ユキノシタ科 キレンゲショウマ属
 学名:Kirengeshoma palmata

ふっくらと丸みのある黄色い花は、「純朴さを備えた純粋さ」を持っている。
うつむき加減に咲くので、花を見ることができず、やむなく持ち上げて撮影した。

 
キレンゲショウマは、四国剣岳の山深いところで自生している。宮尾登美子の小説「天涯の花」で紹介された。
 
剣神社には
 
「さわやかな月光の花は凛として気高い」
 
との宮尾登美子の文学碑がある。
 
 キレンゲショウマとレンゲショウマは隣り合わせで咲き、晩夏を彩ってくれる。

 
今日は9月最初のフルートレッスンがあった。いよいよ、10月の発表会まであとひと月。ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」は、少しは形がついてきたものの、まだまだだ。今日は、鈴木先生にピアノ伴奏をしてもらって、ピアノとの合わせ方を練習した。う~む、難しい。