フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ヤマヒコノリ?冬の雑木林でみつけたもの

2020-02-08 | アダージョの森

今朝は晴れていて、気温が1℃と暖かい。森の中を散歩していると面白いものを見つけた。

鹿避けネットに絡みつくようについている、この灰緑色のものは何なのだろうか。

サルオガセのようにも見えるが、大分雰囲気が違う。

ネットで調べてみるとヤマヒコノリという植物によく似ている。地衣類の仲間だ。

ヤマヒコノリ
「地衣類サルオガセ科の1種で、針葉樹林帯の樹皮に着生する。地衣体は不規則に枝分れし、長さ5~8センチメートル、黄緑色で、やや扁平(へんぺい)となる。北海道から本州にかけて分布するほか、朝鮮半島にもみられる。」(「日本大百科全書」より) 地衣類とは
「地衣類の場合、その構造を作っているのは菌類である。~菌類は光合成できないので、独り立ちできないのだが、地衣類の場合、菌糸で作られた構造の内部に藻類が共生しており、藻類の光合成産物によって菌類が生活するものである。」(wikiより)
・・うーん、なかなか複雑だが面白い世界だ。

雑木林の中をゆっくり散歩する。

日が射しこんで明るい。

向こうには八ヶ岳がうっすらと見える。

ハクウンボクの幹が面白い形にくねっている。かつてフジに巻き付かれたのだろうか。

庭に戻ってくる。西側には、コナラが林立している。今ではわからないが、夏になると鬱蒼と葉が茂る。

左下にあるヤマボウシが上から押さえつけられたように、日差しが遮断されているので、少し間引く必要がある。