年の瀬になると、大掃除や忘年会もさることながら、やはりベートーヴェンの「第九」を聴きたくなってくるものだ。そんなことをつぶやいていると、「第九」の演奏会に合唱で出演するする方がいて、よろしかったらお越しになりませんか、という運びになった。
少し前の話だったのが、いよいよ、今日、その演奏会を迎えた。場所は福島のシンフォニーホール、時間は19時開演。
折角、梅田近辺に出かけるので、昼過ぎに家を出る。妻は伊勢丹でゆっくりウィンドウショッピングをしたいというので、梅田で2時間ほど別行動を取る。私は、早速ヨドバシカメラに行こう。
私のような旧来の携帯は「ガラパゴス携帯」と呼ばれているらしいが、スマートフォーンに代えるとどうなるか話を聞く。色々あるが、機種代70000円ほど、月々の使用料金が6000円超になるらしい。要は外出中もインターネットができるのがメリットだが、ほとんど外出しない私には、それだけのコストをかける価値がどう考えてもないので、今回は見合わせることにする。そのうちに、料金が下がってくるのを待とう。
パソコンはどうか、今使っているDELLのノートパソコンの躯体にガタがきていて、そのうち壊れるという不安が付きまとっている。windows8になったということもあり、新しいのが欲しくなった。売り場を見ると、ASUSのS56CMが値段も安くいいかな。デスクトップではMacの一体型の新しい機種(iMac MD093J/A)が、何ともいえずお洒落なのが気になる。
その後、夕食を済ませて、JR福島駅へ。開演15分前に会場のシンフォニーホールに到着。
演奏会は1部と2部に分かれている。1部は、福田祥子ソプラノ、角田和弘テノールでプッチーニの「蝶々夫人」より、有名なアリアの演奏があった。「合唱」の前に、歌曲を聴いたのは初めてで、非常に楽しい前菜だった。この二人は「合唱」でも独唱した。
いよいよ待ちに待った「合唱」が始まった。第1楽章の、神秘的で力強い動機、軽快な第2楽章は管楽器の躍動が楽しい。一転して、天国を思わせる第3楽章の静かで美しい旋律。それが、終わるといよいよ第4楽章だ。喜びの歌が、コントラバス~実に美しいヴァイオリンに移り、力強いトゥッティとなる。
バリトンが「友よ、この調べではなく、声を合わせて歓喜に満ちた調べを歌おう!」と呼びかけると、満を持していた総勢210名の合唱が始まった。この場面はいくら聴いても鳥肌が立つ。その後の男声合唱の荘厳さ、女声合唱の清澄さ、怒涛のフィナーレ。
現田茂夫(ソプラノの佐藤しのぶの夫)の指揮は、きびきびしていて大きく、見ていても美しかった。オーケストラもよくまとまっていた。(管楽器にやや不満を残したが)鳴りやまぬ拍手に応えた、「蛍の光」のアンコールが、胸にしみる美しさだった。
「合唱」はやはりいい、来年もまた聴きに行こう。
妻の母も以前、大きなホールで歌ったことがあります。
最近は紅白をあまり見なくなりました。
今年は録り溜めたDVDでも観てすごそうかな。
いま、パソコンが不調のため、借りたラップトップを使っています。
紅白、私も、あまり見る気はしませんね。テレビのスイッチは入っていますが、なじみのない歌が多いので。
私のパソコンも液晶画面が本体から離れようとしていて、大分危ない状況です。見映えや高い性能を求めなければ、意外と安いんですね。
今年は色々お世話になりました。来年もよろしくお願いします。