今朝7時の外気温はマイナス5度と冷え込んでいる。青空が広がっているものの、南アルプスや八ヶ岳は雪雲に隠れている。
今日は、今年のフルート演奏の締めくくりとして、「チャミタクハウス生徒有志のおさらい会」だ。11時に皆さんアダージョの森に集まっていただいた。お越しいただいたのは、鈴木先生ご夫妻(チャミさんと卓さん)と悪戯ざかりのトム君、Yさんご夫婦、Fさん、私たち夫婦。それに今回初めて、ピアニストの井出さんにお越しいただいた。まずは、皆さんに軽く自己紹介をしていただく。
その後、いよいよ「おさらい会」が始まった。最初に、生徒三人でフルート三重奏。曲は「故郷」「魅惑のワルツ」「一週間」の3曲。「故郷」のハーモニーが美しく響いてまずまずの出来だった。
続いて、Fさんと私のドュエットでバッハの「G線上のアリア」、私とYさんのドュオで「アメイジング・グレース」を演奏した。三重奏を終えた後なので、肩の力もぬけてスムーズに演奏をすることができた。
その後、ソロ演奏に移る。Fさんは、アルテの練習曲と「情熱大陸」をチャミさんとの二重奏で演奏した。Fさんの演奏は練習の時より格段に良かった。
Yさんは、バッハのBWV1033からメヌエットを演奏する。テンポの乱れがない落ち着いた演奏だった。
私は鈴木先生とのドュオで、ヘンデルソナタNO9から、「largo」「Vivace」「Adagio」「Alla breve」の4楽章を演奏した。「Vivace」の途中で、音が擦れてしまった。何とか戻そうと思っても、曲が進行していてコントロール不能の状態に陥いるので困った。「Adagio」になって、ようやく落ち着きが出てきて、音も元に戻る。「Alla breve」の最後に、自作のカデンツァを入れたのだが、慌ててしまって、トチッたのが残念!練習の時には上手く入ったので、少し調子に乗りすぎたかな。
生徒の演奏の後は、お待ちかね、先生の演奏に移る。曲はドップラーの「アンダンテとロンド」。井出さんの伴奏も入り迫力のある演奏になった。伸びやかさ、煌めき、をたっぷり聴かせて頂いた。惜しむらくは、会場が狭く、十分な響きが得られなかったことだ。次回は是非、コンサート会場で聴きたいものだ。
フルートの演奏が終わると皆さんが持ち寄った料理をテーブルに並べて楽しいお食事タイムに移る。Yさんの奥さんの手作りのちらし寿司が圧巻だ。たくさんの具が散りばめらていて、実に美味しい。Fさんの大きな花豆の煮もの、手作りのベーコン、素朴な豆腐、我が家からの豚まんも好評だった。
鈴木先生の手作りのドイツ・パンもよくできていた。
始終動き回っていたトム君もご満悦の表情。
食事の後は、アフタヌーンティ&コーヒータイムとなり、楽しい会話が続く。小さなホームコンサートなので、親密で温かい雰囲気が良かった。
夕方になって、かなり冷え込んできたが、皆さん森に出て、トム君のクリスマスツリー用に、モミ属の木(シラビソ(?))を掘りあげた。丁度良い大きさなので気に入っていただけうれしい。名残惜しいものの、陽が沈み一段と寒くなってきたので、散会した。
あとの お食事もモット楽しそうです~
クリスマスツリーを自然の木で
かざるというのも
とても素敵~
そのあとは、解放感でいっぱいの楽しい食事会でした。ホームコンサートは、コンサートが終わってからのほうが楽しいです。
小さなお子さんがいるとクリスマスも俄然盛り上がるのですが…。
故郷のハーモニー、グッドです。
Fさんの上達、私も?嬉しくなります。
アメージンググレース、先日TVで映画を観て、その謂われを知ったこともあり、惚れている曲です。
豚まん、手作りソーセージ・・・いま舌舐めずりしています。
Fさんはこの一年でフルートがうまくなりましたね。なんといっても忙しい合間縫ってよく練習されていますね。
フルートも一人で吹くだけではなく、一緒に合奏すると、俄然楽しくなりますね。
アメージング・グレースの作曲家ジョン・ニュートンは若い時に奴隷貿易に従事し、その後牧師となり、この曲を讃美歌として作曲したといわれています。「神の恵み」という意味だそうですが、奴隷貿易をおこなった自分を神が救ってくれた、という意味があるそうですね。
手作りの味は、素朴で美味しいですね。
年末年始食べすぎないように!