フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

フシグロセンノウ 日本固有種の輝き

2019-08-21 | アダージョの森

今日はいい天気になり、朝陽が庭に射してきた。この庭に半分ほど光が当たっている景色が好きだ。残念ながら、私の写真技術では捉え切れていない。

庭にフシグロセンノウが咲いている。節のところが黒くなることから、こう名づけられた。

今年は、春の遅霜にやられたのと、鹿の食害にあったのとで、花はあまり芳しくない。


田中澄江さんが「『花の百名山』で、雲取山を代表する高山植物の一つとして紹介した」(wiki)。雲取山ではどんな具合にフシグロセンノウが咲いているのか、一度登って見てみたいものだ。

なんといっても素晴らしいのは日本の固有種であるということだ。これほど庭を華やかに彩る花が日本固有種であるところに、日本の自然の豊かさがある。

ともすれば、イングリッシュガーデンという言葉に惑わされてしまいがちだが、足元をもっと見てみるのが大事だと思った。

 

フシグロセンノウ(節黒仙翁)
ナデシコ科 センノウ属
学名:Lychnis miqueliana 
分布 日本固有種 本州、四国、九州

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