名曲との出会い(1)
ヘンデル 合奏協奏曲作品6
フルートアンサンブルでヘンデルの合奏協奏曲作品6の第1番を演奏することになったので、原曲を聴いてみた。これまでバッハのブランデンブルグ協奏曲、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲などは良く聴いたが、ヘンデルは初めてだった。それまでヘンデルと言えば、晴やかな水上の音楽しかなじみが無かった。もちろん大作のメシアンはまだ聴いたことが無い。
この曲は全12曲からなる協奏曲で、全曲を聴くと3時間かかる大作である。
フルートアンサンブルでは第1番を演奏するので、それが入っている1番目のCDを聴いてみると、非常に分かりやすく、美しかった。ブランデンブルグのような重さが無く、かといってヴィヴァルディのような派手さも無い。曲は端然としていて、聴くものを無理に引き込むような所は無く、どこまでも美しいハーモニーが続く。
全曲を聴いてみても、全く疲れず、飽きることもない。
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