5月8日にアダージョの森を離れて40日が経った。その間、二人目の孫が誕生して、いろいろ賑やかで忙しい毎日が続いたが、ようやく清里へ来る余裕ができたので、6月16日の夕刻、アダージョの森にもどってきた。
春の時期にこれだけの期間アダージョの森をはなれるのははじめてだ。
森はすっかり緑で覆われ、足元は雑草の海のような状態になっている。これからしばらくは雑草との闘いになりそうだ。
そんな中、嬉しいことがおこった。
アダージョの森にツルアジサイの小さな苗を植えたのは、2010年ころだったかな。すぐには花が咲かないといわれていたので気長に咲くのを待っていたのだが、
一向に咲く気配がなかったので、ほとんど諦めていた。
ところが、6月の16日に清里に戻って、庭の植物の様子を見ているときに、妻がふと、「ツルアジサイが咲いている」というので驚いた。
見ると、コナラの少し上の方に白い花の塊があった。
1か所だけだが、アジサイのような花が咲いている。思わずやったと叫んだ。
長い間待っていたので本当にうれしい。
コナラの幹に気根を降ろして少しずつ上に上がっている幹が、だいぶ太くなってきたなと思っていたところだ。
両性花の周りに白色の4枚の装飾花がついている。
ユキノシタ科(アジサイ科)
学名:Hydragea petiolaris
別名:ツルデマリ ゴトウヅル
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