フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ヤグルマソウ、パーシフォリア (アダージョの森の花たち 6月第1週 その3)

2015-06-05 | アダージョの森

ヤグルマソウ

 大きな矢車のような葉の上に、ふわっと白い花が咲く。

一つ一つの花が小さいが、6枚の花びらを持つ花の集まりだ。

冬場、大地が凍り付くと、浮き上がってしまうが、春になるとまた元にもどる。


カンパニュラ・パーシフォリア (桃葉キキョウ)
 桃の葉のようなキキョウということで、「桃葉キキョウ」という名で店先に出ている。トルコキキョウに似た大きい花をつける。

この花の青色もいい。


フタマタイチゲ、プロスペリティ、伊勢原 (アダージョの森の花たち 6月第1週 その2)

2015-06-04 | アダージョの森

フタマタイチゲ

 北海道の湿った原野などに生える。

白い花びらに見えるのは萼片だ。
直立する茎は二又に分かれ、分岐点から花柄を伸ばし白い花を咲かせる。

日向でも日陰でもよく増え、庭を明るくしてくれる。


クレマチス モンタナ系 プロスペリティ

 2年前に植えたときはほとんど花をつけなかったが、昨年から少し咲き始めた。

 モンタナ系なので、どれだけ大きく育つが楽しみだ。

クレマチス ラヌギノーサ系 伊勢原

 プロスペリティの横に咲いている。紫色がいい感じだ。日が当たらないのか、水不足なのか、どうも育ちが悪い。

ラヌギノーサ系とは、中国浙江省東北部に自生しているといわれる「ラヌギノーサ」を交配の親として作出された系統。

 


サワフタギ、クマシデ(アダージョの森の花たち 6月第1週 その1)

2015-06-03 | アダージョの森

サワフタギ

沢を塞ぐかのように生い茂るという。細かな白い花が、遠目には綿のように樹木にかかっている感じだ。

クマシデ

 ホップの実のような果穂がぶら下がっている。触ってみるとフワフワしている何ともユニークな形だ。

 アダージョの森西側の「用水路」に沿ってクマシデが沢山生い茂っていて、秋になると、美しく黄葉する。


甲州、武州、信州の三国境の山 甲武信岳(こぶしだけ 2475m)登頂

2015-06-02 | 山登り

甲武信岳 深田久弥「日本百名山」より

「頂上に降った一滴は、千曲川に落ちて信濃川となり日本海に入る。
 他の一滴は荒川に落ちて大東京を貫流し、東京湾に注ぐ。
 さらに次の一滴は笛吹川に落ちて富士川となり太平洋のものとなる」

今日は、前々から登りたいと思いながら登れなかった甲武信岳に登る。

梅雨入り前のまずまずの天候である。昨日我が家にやってきた山のメンバーと一緒に5時過ぎアダージョの森出発。6時30分、梓山毛木平に到着した。駐車場には既に多くの車が止まっていた。


7時駐車場発。

今回は千曲川の源流をたどるコースを登る。登山道は整備されていて、勾配もなだらかで歩きやすい。

シロバナヘビイチゴ

ツマトリソウ


ナメ滝が現れた。

千曲川源流まで0.9㎞の標識」

 

コバイケイソウかな、花が咲いていないのでバイケイソウとの区別がつかない

渓流の流れは、源流の雰囲気になってきた。

しばらく行くと「千曲川 信濃川水源地標」地点に到着した。

その下のロープを張っているところが、「源流の水汲み場」になっている。

シラビソの樹林帯を登る

しばらくすると、国師ヶ岳~甲武信ヶ岳の縦走路に出る。

樹林帯の中から富士山が見える。頂上直下のガレ場から頂上まではひと踏ん張りだった。

12時甲武信岳(2475m)頂上到着。左手(南方向)に富士山が見える。金峰山や瑞牆山もよく見えるが、八ヶ岳は雲の中だった。

山々を見ながら昼食を取る。

13時 甲武信小屋到着。手作りのような古びた山小屋だ。まずは、登頂を喜び乾杯をする。

その後部屋でしばらく休憩をする。

午後5時半、広い食堂で夕食のカレーライスを食べる。大盛りにしてもらった。その後、ビデオ観賞会があった。8時に消灯。夜中に雨の降る音がする。

 明くる6月3日は、朝から雨が降っている。5時に朝食を食べ、雨具に身を包んで、朝6時に小屋を発った。登りと同じ道を下山し、10時30分、梓山毛木平駐車場に戻ってきた。

その後、「ヤッホーの湯」に浸かって登山の疲れを癒した。

 


旋律の流れを大きくとらえよう(フルート6月レッスン 第1回)

2015-06-01 | アダージョの森

6月のアダージョの森は生き生きした緑の葉で覆われるようになった。

今日は、フルートレッスン日。

最初は、「ケーラー 25 ロマンティック・エチュード」NO20、「The Dove」。
三連符が繋がる美しい旋律の曲だ。どうも三連符ごとの塊で演奏しがちだが、1小節ごとの流れを大きくとらえて演奏するようにとの指導あり。
そのためには、常に譜面を見るのではなく、できる限り暗譜して、譜面を見ることから離れるのが大事とのことだ。
その場でしばらく暗譜で演奏してみる。う~ん、これはなかなか難しい。

続いて、「25 Progressive Duets for 2 Flutes」、今日はNO11だ。
アウフタクトの出だしを意識して演奏すること。この曲も1stと2ndを何とか演奏できたので、終了する。

続いてバッハのBWV1033。今日はPrestoの部分を練習した。慌てず、メリハリのある演奏になるよう意識して吹くようにとのこと。
その後、第2楽章の練習も行った。

練習後、アダージョの森に戻る。

今日の夕方から、山行のメンバーがやってくるので、部屋の準備をしておこう。