フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

風に揺れるツリバナ

2017-06-10 | アダージョの森

ツリバナが風に揺れている。しかもこのところ森の中にはよく風が吹くので、少しピントがなかなか合わない
名前はこの姿からつけられた。初夏の森の風物詩である。

花は1㎝にも満たない小さなもので、長い花柄にぶら下がっている。

5枚の花弁がある。

秋には、この花が結実した赤い実がぶら下がる。この赤い実のほうがよく目立つ。しかも、樹木全体が深い赤い色に染まる。
1年に2度楽しませてくれる、樹木だ。

ツリバナ
 ニシキギ科 ニシキギ属
 学名:Euonymus oxyphyllus
 大きさは、4,5メートルほどの落葉樹


庭を明るくする 真っ白なクレマチス

2017-06-09 | アダージョの森

5月も中旬を過ぎるとクレマチスが咲き始める。

このクレマチスは、パテンス系の「満州黄」という品種。
剣弁と中心の黄色の蕊が美しい。

森の中なので日当たりが少ない。それに、絡まった旧枝の剪定も不十分だ。というか、ほとんどやっていない。
それでも毎年少しずつ花数が増えてきているのがうれしい。




クレマチス・フレグラント・スプリングの甘い香り

2017-06-08 | アダージョの森

南側花壇のバラの柵に絡ませていたクレマチスが開花してきた。
去年は、どうしtあって咲いている時期を逸してしまったが、今年は、タイミングよく見ることができた。


クレマチス・モンタナ系・フレグラント・スプリング
キンポウゲ科  センニンソウ属(クレマチス属)
学名:Clematis

ピンクの色が強いかなと心配していたが、それは杞憂だった。穏やかなピンク色だ。

このクレマチスは若葉のころは銅葉色しているのもいい。しかし、今年初めて分かったのだが、甘い香りが漂うということだ。
まさに、「フレグラント」という名前通りなのだが、実際に香りが漂うと本当のよさが分かってくる。

ポールズ・ヒマラヤンムスクの蔓が伸びる柵にあるので少し競合してきたようだ。これをどう誘引していけばいいのだろうか。


サワフタギ 白い小さな花がびっしりと咲く

2017-06-07 | アダージョの森

森の中にサワフタギが咲き始めた。
少し湿ったところが好きといわれているが、湿り気のない日当たりのいいところでも育っている。

白い小さな花がびっしりと咲く。雄しべが沢山突き出していて可愛い。

秋には、瑠璃色の実が付くので、一年に二度楽しませてくる。

サワフタギ(沢蓋木)
ハイノキ科 ハイノキ属の落葉低木
別名:ルリミノウシコソシ、ニシゴリ
学名:Symplocos chinesis var. leucocarpa f.pilosa


森に鮮やかな朱色が生まれてきた

2017-06-06 | アダージョの森

雑木林の日当たりのいいところに、朱色の塊が生まれてきた。

レンゲツツジが咲きだしたのだ。

ヤマツツジより少し後に咲き、ヤマツツジより花がやや大きい。つぼみの様子が蓮華に見えることから名付けられたという。

レンゲツツジが咲くと春も終わりに近づいてきたなという感じがする。
個体によって、橙色の色合いがだいぶ違うようだ。

レンゲツツジは乾燥に弱いといわれているが、乾燥気味の私の森でも、元気に育っているのがうれしい。
ただ、森の中のほうでは全く咲いていないので、やはり、日当たりが第一の条件だろうか。

有毒植物で、牧草地に生えていても牛は食べないといわれている。

レンゲツツジ  
ツツジ科   ツツジ属
学名:Rhododendron molle subsp. japonicum