フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ヤグルマソウ 草刈に汗を流す

2017-06-15 | アダージョの森

庭にヤグルマソウが咲いた。
大きな葉の形が鯉のぼりの竿の先についている矢車に似ていることからこう名づけられた、という。

フワフワとした白い花だ。

拡大すると可愛い花だ。花弁に見えるのは花弁ではなく萼裂片で、雄蕊は8~10個ほどある。

ヤグルマソウ
ユキノシタ科 ヤグルマソウ属
学名:Rodgersia podophylla



午後から、庭の周りの草刈をする。暑いが、防護網の付いたヘルメットは必需品だ。



用水路がぐるっと回っていて全長が400メートルほどあるので、一度に全部すると疲れる。今日は、南側の日が当たり草が生い茂っているエリアをやることにした。

1時間ほどやるとひと汗かいたが、全体が綺麗になった。やはり気持もいいものだ。



クレマチスの饗宴

2017-06-14 | アダージョの森

庭にいろんなクレマチスが咲いている。
「クレマチス・H・Fヤング」 パテンス系で大きな、青色の花が庭に何とも言えない清涼感をもたらしている。
少し花数が少ないので、今年は剪定して、来年に備えようと思う。

次は、「クレマチス・ベル・オブ・ウォーキング」、パテンス系、八重の花が、長く咲き続ける。
藤色の花色もいい。苗はまだ小さいので、これからの成長が楽しみだ。

「クレマチス・モンタナ・プロスペリティ」
南側の「ハーモニー・ガーデン」の西側で育っている。植えてから、4年目になるがなかなか花数が増えない。
日当たりが悪いのか、水不足なのであろうか。

原種系クレマチス 「愛鷹ハンショウヅル」
富士山の近くの愛鷹山(あしたかやま)で発見されたのでこの名がある。ハンショウとは半鐘で、火の見やぐらの上に吊り下げられた鐘で、火事の時に打ち鳴らされるものだ。
それに似ていることから、この名がつけられた。

この小豆色がまたいい。去年も少し咲いたが、今年は、数が揃ってきてそれなりに見られるようになった。



初夏の庭の風景を作る シラン

2017-06-13 | アダージョの森

森の中央の庭にシランが咲きそろってきた。



どちらかというと、ややけばけばしいので、森の中に植えるのはどうかなと思って迷っていた。



その昔は、白とか青の花ばかりが好きだったのだが、最近は、こういった強い色合いの花も、意外といいなと思うようになってきた。


大阪から持ってき多た当時と比べて、ずいぶん広がってきた。
白い斑入りのシランは、昨年、戸隠のお庭を見せてもらった方から頂いたものだ。

いつしか、初夏の庭の風景を作るようになった。

シラン
ラン科 ラン属
 学名:Bletilla striata Reichb. fil.
 別名 紫蘭
 日向の草原などに自生する


可憐さの極致 オトメユリが咲いた

2017-06-12 | アダージョの森

昨年は姿が見られなかったオトメユリ。てっきりなくなってしまったものと思い込んでいた。
ところが嬉しいことに、今年は、ひっそりとうつむき加減に2輪の花をつけた。
こんなうれしいことはない

なんとも表現しようのない、この薄いピンクの色合い。花の大きさも小さい。
別名のサオトメユリのほうがぴったりした感じだ。
もう少し増えていってくれたならと思って、種ができるのを待っている。
日本特産のユリで、宮城南部、山形、新潟、福島の山間が原産地。

オトメユリ
 ユリ科 ユリ属
 別名 ヒメサユリ
 学名:Lilium rubellum


アマチュアによるオペラ「カルメン」コンサート

2017-06-11 | アダージョの森

6月11日、北杜市やまびこホールでオペラ「カルメン」のコンサートがあった。
高根町にある「八ヶ岳 やまびこホール」はほぼ満席となる盛況だった。

 

この「カルメン」公演は、北杜市で日頃音楽活動をされている方々が集まった、マチュア中心の演奏会だ。
「オペラルスティカーナ合唱団」「長坂町オオムラサキ少年少女合唱団」、それに私がフルートを習っているいる鈴木先生指揮によるオーケストラ。

制作・演出は、北杜市で診療所を運営している医師夫婦だ。
私が北杜市に来て知り合った方々も多数出演していた。

日本語のオペラで、セリフも面白くてわかりやすかった。
全曲演奏しても、観客を飽きさせることなく楽しませてくれた。

陶芸や絵画のみならず、音楽愛好家が多いのも北杜市の魅力になっている。