フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

朝陽に輝く南アルプスと八ヶ岳

2019-05-07 | アダージョの森

今朝は素晴らしく晴れ渡った。アダージョの森から出て、南アルプスを望む。高原野菜の花豆の支柱が立てられた。

北岳は、あくまでも白く輝いている

甲斐駒ヶ岳の勇姿

翻って、八ヶ岳は悠然と麓を見下ろしている

赤岳は、少し雪は融けてきたとはいえまだまだ厳しい表情だ。赤岳頂上山荘も見える

アダージョの森から南アルプスを望む


春のアダージョの森

2019-05-06 | アダージョの森

中央の庭、満開の山桜の向こうに南アルプスを望む。「4本コナラ」には、イワガラミが絡みついている、昨年からようやく花が見られるようになった。

伐採した樹木の枝を炉で燃やす作業が、また、出てきた。

 

中庭(Tomorrow Gardenと呼んでいる)に日があたってきた

東側森の中 新緑の雰囲気が出てきた

足元ではマイヅルソウの新芽がどんどん上がってきている

西側には用水が流れている 気持ちのいい道が続く

見上げるとウワミズザクラの蕾が立ち上がってきている

バラ ニュードーンが元気よく葉を展開し始めた 果たして今年は花が咲くだろうか

バラ ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール Kさんからプレゼントしていただいた

小屋の北側は法面になっていて、土が固まっていないため、ぼろぼろと土が流れるのが悩みだ。今回、土留めように石を並べてみた。

南側で増えた(乾燥地にも強い)ユーフォルビア・キパリッシアスを移植する

 南側花壇(Harmony Garden と呼んでいる)では、クラブアップル・プロフュージョン、ツクシイバラ「宵宮」、ニッコウキスゲなどが目立ってきた


5月のアダージョの森の花・木たち(その2)

2019-05-05 | 森の植物 ア行

イカリソウ (錨草、碇草)

学名:Epimedium grandiflorum var. thunbergianum 
その他の名前:淫羊霍(いんようかく)、三枝九葉草(さんしくようそう)

メギ科  イカリソウ属

ごく細い枝から、船の錨に例えられる花が咲く。長い距(きょ:細く突き出した部分)が突き出した形が面白い。アダージョの森の用水路に沿って自生している。

 バイカイカリソウ(梅花錨草) 

学名:Epimedium diphyllum
メギ科   イカリソウ属

梅の花に似たイカリソウなのでこの名がある。反対に特徴的な距がない。

ヤブレガサ (破れ傘)

学名:Syneilesis palmata  
その他の名前:カラカサグサ
キク科   ヤブレガサ属

和名の由来は、この頃の葉の様子が「破れ傘(やぶれがさ)」に似ることによる。と言っても、あまり通じないような気がするが、ほとんどこれだけが話題になる山野草だ。

 

メグスリノキ(目薬の木、目薬木)
学名:Acer maximowiczianum
別名:「長者の木」や「千里眼の木」、「ミツバナ」、「ミツバハナ」とも呼ばれる。
ムクロジ科 カエデ属

 秋にピンク色に染まる紅葉が美しい。新芽の形も面白い、大好きなカエデの一種だ。 

ハウチワカエデ(羽団扇楓)

学名:Acer japonicum

別名、メイゲツカエデ

ムクロジ科 カエデ属 同じ株に両性花と雄花が生ずる雄性同株。

大きな葉で、紅葉すると迫力がある。この春の花も美しい。

ズミ(酸実、桷)
学名:Malus toringo
別名:ヒメカイドウ、ミツバカイドウ、ミヤマカイドウ、コリンゴ、コナシ、サナシなどとも
バラ科リンゴ属 リンゴに近縁な野生種である。

語源は、染料となることから染み(そみ)、あるいは、実が酸っぱいことから酢実、とも。

 清里のいろんなところで見られる。蕾が赤く、白い花が咲き、また赤い実が成る。

ブナ(山毛欅、橅、椈、桕、橿〉

学名:Fagus crenata Blume
ブナ科 ブナ属

森の豊かさ、自然の豊かさを象徴するブナ。ブナを育ててみたいと思い、アダージョの森に移植して、かれこれ10年になる。
背の高い樹木に囲まれていたのでほとんど成長しなかったが、徐々に北の森も伐採が進み、ようやく、このブナにも光が当たるようになった。

今年もブナが勢いよく芽吹いてきたのが嬉しい。

クラブアップル プロフュージョン

Malus Profusion

バラ科

南側の庭に影を作る高木を伐採し始めて3年になるが、今年は、ぐっと背が高くなり、枝数も増えた。花も咲き始めていて、これからの成長が楽しみだ

クラブアップル スノードリフト

こちらは、名前の通り、蕾は赤いが、白い花が咲く品種だ。

ナツハゼ(夏櫨)

学名:Vaccinium oldhamii 
ツツジ科  スノキ属

春に紅葉したように葉が美しくなる木だ。それだけではなく、ブルーベリーの仲間なので、黒い小さな実が沢山なり、美味しいジャムができるので重宝する。


ジャガイモの種イモを植える

2019-05-04 | アダージョの森

庭の小屋に朝陽が射してきた。満開の山桜の向こうに南アルプスの山並みが美しい。 

北花壇の、ミツバツツジ、シバザクラ、ユキヤナギが満開になった

アダージョの森南側の桜並木も一斉に咲いている。

3日にやってきた長男夫婦とジャガイモの種イモを植える

植えたのはキタアカリとアンデスだ


サクラソウが群生してきた

2019-05-03 | 森の植物 サ行

サクラソウ (桜草)

学名:Primula sieboldii
サクラソウ科  サクラソウ属(プリムラ属)

今年もサクラソウの花が咲き始めた。頭上で咲くヤマザクラと同じように、足元で小さなサクラソウが一斉に咲くと、気温も暖かくなり、本格的な春を感じさせてくれる嬉しい花だ。

例年、少しずつ芽の数が増えててきて、今ではちょっとした群生になっている。

サクラソウは落葉樹の下で育てるのが基本だが、その落葉樹(ウリカエデ、ハウチワカエデ、イロハカエデetc.)が大きくなってきて、日当たりが少し悪くなってきた。そのため、苗の背丈が大きくならないのが問題だ。今年は、落葉樹の枝を梳き、用土の水はけも良くしなければ。