こちら ほんとうの心の力 著:中村天風 生命の暗号 Something Great 著:村上和雄
第一巻と合わせて、感想を書かせて頂きます👌
①巻では、多くの遺伝子は眠っており、その遺伝子のスイッチが環境、または心の持ち方によって、ONになったり、OFFになったりする、ということが主に語られていました。
この世に存在する生物、いわゆる生き物は皆、遺伝子レベルでは兄弟。だから木々の緑を見たり、鳥の🐦さえづりを聴いて、ほっとしたり癒されたりするのだなぁと。
胎児は最初、魚のような形をしており、そこから 「君は手になれ! 👂になれ!」と命令が下り、ホモサピエンスとして誕生するわけですが、遺伝子の設計図を誰が書いたのか? (神様だと信仰深い人は即答でしょうが) その誰かを著者は Something Great 何か偉大なもの~と呼んでいます。
さて。2巻に入ります👌
50ページから~
あらゆる能力や可能性のみなもとは、遺伝子にある❣
とても分かりやすい例を上げています。例えば、明日、10キロ先にある場所を徒歩で訪ねなければならないケース。
愛しい、恋しい人に会う場合、 たとえ長い道のりでも、「会いたい人に会える!」と思うと、それこそスキップでもするようにルンルン気分で足取りも軽く、目的地へ行けるのではないでしょうか~?
一方、会いたくもない上司に呼び出された場合(?)単なる例ですから💦
足取り重く、 気分も重く・・・10キロも20キロに感じるかもしれません。
これは何も「気のせい」ではなく、実際に体内で化学反応が起きている!というのです。セロトニンは精神状態にかかわるホルモンで、恋人の本心はタンパク質で数値化できる世の中になっているんですねぇ。 面白ーい!
実際、私達が想像する以上に、心は身体に大きな影響を与えており、私達の能力は、先天的な遺伝子と、後天的な環境因子によって左右されるそうです。
では、眠っている遺伝子を ONにするには、どうすれば良いのか~? ここが最も知りたいところですよね!
ちゃんと、書いてありますよー 👌
① 環境を変えてみる 自分が中学生のころ、「どこへ行っても同じ」と大人から言われましたが、違う!と確信していました。実際、「水を得た魚のように」著者も米国へ行って能力発揮☆彡し始めたそうです。 自分も経験あり✋
また、環境とは、何も場所に限ったことではなく、食べ物や栄養の摂取方法、適度な運動、肉体的な環境も含むそうです。
② 恋愛など、心のはりや生きがいをもって生きる。(韓流スターでも、山崎育三郎さんLOVEでもOK)
③ 明るく前向きに考える積極思考。(中村天風さんと同じ!👍)
④ 感動する心。 感謝する心を忘れない。 (ちなみに映画を見て感動して泣く、とても心にとって良いそうです。)
⑤ 強い目的意識と夢中になる力。 (英語と楽器だなぁ、自分の場合)
⑥ 「人のため、社会のため」を優先する利他的姿勢。
⑦ 人との出会い、機会との遭遇を大切にする。
詳しくは各章に書かれているので、お時間がある方はお読みになって下さいませ。
このような考え方や生き方を心がけることによって、良い遺伝子を目覚めさせ、健康や能力の向上、生き生きと楽しい人生を可能にすることに繋がっていく…
さあ、村上和雄氏曰く積極思考 或いは、中村天風氏曰く、絶対的な積極
これらを心掛け、生きていきましょー
あ、それからですね。
音楽が苦手、体育が苦手、理系が苦手、文系科目が苦手…
ただ単に、遺伝子がオフ状態でいるから~みたいですよ。
(ただし、失望させるようですが、運動能力については、双子で実験した場合、一卵性双生児が最も同じ結果だった。ある一定期間、筋力トレーニングをしてもらい、どのくらい運動能力に関係するホルモンが分泌されたか等)
いくつになっても、強い興味を持つことで、眠っていた遺伝子をオンにして、能力発揮☆彡ってこともあるそうです。
ちなみに私、 オーストラリアで知り合った友人に ここ数年言われること。
「すずって、楽器を弾くなんていう、隠された能力があったんだね! 驚いたー--っ!」
12歳以降、音楽と無縁な人生だった私。 そこそこ弾けるようになりました。😅😅
(今年、56冊目)
PS. 目の前のことに、夢中で取り組む。後先考えず、興味を持ったら、とにかくやってみる。一過性の興味ではなく、継続する… 私はいつも言っている: 「継続できることも、才能の内の一つよ👌」 ほらね~ 科学者も言ってるじゃない! と思ったわ~ 😉
著者曰く、「アインシュタイン並みの脳を持っていても、継続できなければ、ただの人。」だそう。