arabesque ブルグミュラー 2番 +おたま歌舞伎くん、アラベスクを歌う🎤
映画化もされ、一時期、凄く話題になりましたね。
この映画、絶対に映画館で観賞したいっ!と、心に決めていたにも関わらず、見逃してしまったのでした😨
高校 体育館に置いてあるピアノの調律に訪れた板鳥との出会いがきっかけで、調律しを目指す外村。 ピアノは3年習ったし、我が家へ調律に来てもらうこともあるものの、調律って、ただ440HERTZに合わせるだけの話じゃないんだ。しかも、年々、基準となる音も高音になりつつあるんだ…と驚いてしまった。
コンサートホールで一流ピアニストによって弾かれるピアノの調律だけが最高の仕事という訳ではない。たとえば、長年弾かれていなかった、音が狂いまくりのピアノでも、調律によって、再びピアノの所有者が童心に戻り、表情もピアノを弾く姿も生き生きと… 🍃
そんなシーンに立ち会った調律師は、幸せだろうなぁ。
柔らかい音、伸びる音、力強い音。
音にも色々ある。 鍵盤に指が触れ、そこからハンマーに伝わることで生まれる音。
丁度、ピアノのやり直し(ブルグミュラー曲集で🎵)弾き直しを始めたばかりで、自分にとっても旬な小説だった。🎹
もう一冊、すでに返却してしまい、手元に無いけれど、感想を~
スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 著者は、友井 羊
この小説も、「このミステリーがすごい」から生まれた作品で、すでにシリーズ化されている。
野菜たっぷり具だくさんスープは昔から頻繁に作るので、”スープ”=”愛情”だと思っている。
スープ屋しずくも、疲れている人やダイエット(拒食症)に悩む人や虐待まで… 来店するお客の心と体の癒しとなる。連作であらゆるテーマを取り上げていき、最後の章で、スープ屋しずくという店名やオーナーの生い立ちが明かされる。谷中レトロカメラ店の謎日和 柊サナカ…には及ばないものの、なかなか興味深い小説の部類に入るかなぁ。
(今年73、74冊目)