数年の命の、最後の数日だけ地表に現れ、必死に鳴きつくす蝉。
今年は、鳴き始める時期が遅れ、彼らの世界に、何か異常なことがあったのではないかと心配されていました。
それも7月の末には蝉時雨が到来、これで夏の終わりも近いことでしょう。
我が家の近くの蝉は、桜で鳴くのが多いようです。
もちろん、地中の幼虫のときも、地上で成虫になったあとも、この桜の樹液が命の糧だからでしょう。
Yahoo 知恵袋によると、蝉と桜には共通するものがあるといいます。
それは「儚さ」だとか。色んな事を考える人がいるものだと、妙に感心。
昨年、老人クラブで、50数年ぶりに教わった源氏物語。勿論、導入部分ですが・・。
そこにでてくる「空蝉」(第3帖)は、決して美人ではないが、嗜み深く、矜持をもった女性として描かれています。
ウィキによれば、この空蝉は、作者・紫式部自身のモデルではないかともいわれているとのこと。
もしそうだとしたら、蝉さんも、それはそれで凄いことで・・・。
本日(2011.8.8)付読売新聞・詩歌コラム「四季」(編者 長谷川櫂氏)に、
昨年ガンで亡くなられた歌人・河野裕子さんの、ご闘病中にうたわれた歌と次のような解説(紹介)文がありました。
彼女の遺歌集がご家族の手により、タイトル「蝉声」(せんせい)として纏められたとのこと。
彼女は、亡くなられる前日まで歌をよみつづけておられた、とも。
今年は、鳴き始める時期が遅れ、彼らの世界に、何か異常なことがあったのではないかと心配されていました。
それも7月の末には蝉時雨が到来、これで夏の終わりも近いことでしょう。
我が家の近くの蝉は、桜で鳴くのが多いようです。
もちろん、地中の幼虫のときも、地上で成虫になったあとも、この桜の樹液が命の糧だからでしょう。
Yahoo 知恵袋によると、蝉と桜には共通するものがあるといいます。
それは「儚さ」だとか。色んな事を考える人がいるものだと、妙に感心。
昨年、老人クラブで、50数年ぶりに教わった源氏物語。勿論、導入部分ですが・・。
そこにでてくる「空蝉」(第3帖)は、決して美人ではないが、嗜み深く、矜持をもった女性として描かれています。
ウィキによれば、この空蝉は、作者・紫式部自身のモデルではないかともいわれているとのこと。
もしそうだとしたら、蝉さんも、それはそれで凄いことで・・・。
本日(2011.8.8)付読売新聞・詩歌コラム「四季」(編者 長谷川櫂氏)に、
昨年ガンで亡くなられた歌人・河野裕子さんの、ご闘病中にうたわれた歌と次のような解説(紹介)文がありました。
彼女の遺歌集がご家族の手により、タイトル「蝉声」(せんせい)として纏められたとのこと。
彼女は、亡くなられる前日まで歌をよみつづけておられた、とも。