古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

八重椿(教室にて)(アメリカ大統領選挙をめぐる大混迷その4)

2020-11-30 07:01:06 | 静物(花)
先日(11.09)の小玉精子先生の教室です。
正面を外し、側面から描きましたが、
お陰で、いろんな姿の八重椿を見ることが出来ました。
しかし描くとなると捉えどころがなく苦労したことでした。
ご準備いただいた花瓶がまた素晴らしく、
描きながら、“おいおい、お前は主役でないぞ”と言いつつ、
こちらにも力が入ってしまったことでした。


[補記]
(アメリカ大統領選挙をめぐる大混迷その4)
(八十翁の詮ない戯言)

以下、先便と同じくネット経由で得た情報を自分なりに纏めたものを記したいと思います。
(参考にしたサイト等を末尾の「参考」に記しています)

繰り返しになりますが、私がこれにこだわるのは、『自由を基調とする民主主義』の危機を感じるからです。
アメリカにおいて、そして日本において、そして世界においてです。
日本の新聞・TVのメディアでは、アメリカ憲政史上最悪となりそうな
民主党の不正の“不”もドミニオンの“ド”も報道されていません。

これらのことを報道しない、いやおそらく報道できない何らかのアメリカからの力が働いているのでしょう。
いや中国共産党も絡んでいるかもしれません。
これらの影響からか、国内政治の論調までも変わってきたように見えます。

アメリカで民主党が政権を取った時の前兆が言論界を通して、
すでに日本でも起こっているということです。
空恐ろしくさえなります。


つい先日(11/25)、一人アメリカに駆け付け現地からの生のレポートを配信してくれている我那覇真子さんが、
“TIME”誌が、すでに“プレジデント・バイデン”としての特集を組んで、
店頭で販売されていることを知らせてくれていました。
そこにはファーストレデイとしての婦人の紹介や
(バイデンが勝ったとする)例の青赤に塗り分けた選挙結果まで出ていました。
メディア界を挙げての既成事実化でしょうが、あの“TIME”誌が!と驚きました。

バイデン陣営は、組閣など政権移行のための準備を開始したようです。
6個の激戦州のうち4州(ミシガン、ペンシルベニア、ジョージア、ネバダが、
州の選挙結果を認証し、バイデン側の選挙人が、表面上270を超え、
トランプ側も(移行手続きの法に則り)移行プロセスの開始を指示したとされています。

同時にトランプ側は、これら各州において大規模訴訟を起こし、
実質的な真の勝利を目指し、集中攻撃を開始したようです。
これらは下・中級裁判所での判決は意に介さず、
いずれも最高裁で『選挙全体が違憲である』との判決を狙ってのことだとされています。
弁護団は大きくは二つに分かれ、
ジュリアーニを中心とするトランプ陣営正式の弁護団と、
その弁護団からは離れて独立的に活動するパウエル女史の二つです。

まずパウエル弁護士は、11月25日、ジョージアの州知事、州務長官が
州としての選挙結果を認証するのを待って(つまり不法行為が確定)、
この二人プラス選挙管理関係者を被告に、
大規模な選挙詐欺行為があったとして訴えを起こしました。
州知事、州務長官ともに共和党(偽の)で、
訴状は104頁ものぼる膨大なもので
詐欺行為の数々をあげ、
選挙結果の撤回などが含まれているとのことです。
同じく同弁護士はミシガンでも州知事や州務長官相手に訴訟を起こしました。
ここでも、多くの不正行為を提示しているようですが、
その中にはある情報分析官の証言として、
ドミニオンシステムの中国やイランからの介入を含んでいるとのことです。
パウエル弁護士は、当面「州政府」をターゲットにして、
ジュリアーニ弁護団の戦いを補強するとともに、
より広範で根源的な犯罪を立証していくことでしょう。

これと呼応したジュリアーニ弁護団の当面のターゲットは「州議会」や「州裁判所」で、
「公聴会」の開催などを通じて戦っているようです。
法的には最高裁判決を狙いながら、
この公聴会の開催により、多くの宣誓供述人の証言や証拠を国民の前に開示し、
「州政府が決定した選挙結果は信頼性がない」として認めさせず、
もって憲法で定められた『州議会が選挙人を選ぶ』という戦略をとっているようです。

最初に公聴会が開かれた(11月25日、27日)ペンシルベニア州では、
早速本日(11月30日)、州議会が選挙人を選ぶプロセスが開始されるとのことです。

ペンシルベニアに続き、アリゾナ州議会が11月30日に、ミシガン州議会が12月1日に公聴会が開かれ、
ネバダ州(民主党が強い州)でも12月3日に州裁判所が共和党側の意見を聴く機会を作るようです。

ネバダを除く他の3州の州議会は共和党が過半数を持っていますが、
これらの州が公聴会の後すんなり「州議会が選挙人を選ぶ」方向にまでいくかどうかは分かりません。
少なくとも州知事側vs州議会側との対立状態となり、
州として決まらない状態になるかもしれず、
その場合は次のステップということになります。

同じ我那覇さんのレポート(11/27)で、あの反トランプの急先鋒CNNが
“(選挙人選挙で双方が過半数の270を取れなければ)
下院での州1票の大統領選では26:23でトランプが勝つ可能性もある”旨の報道をした、と
知らせてくれていました。
現地ではCNNが報じたことが話題になっているようだとも。

CNNの意図も同社の予想獲得票の数字の根拠も分かりません。
単に報じたということだけを事実としてみておきましょう。

大きな流れはトランプ側に流れているのかもしれません。
しかし何でもありの手段でここまで来たのも民主党側です。

この選挙戦、見方によってはアメリカの民主主義をもう一度再確認する機会となるかもしれません。

もし州議会で選挙人を選ぶとすれば憲政史上初めてのこととのことです。
その場合の転換点が、25日ペンシルベニアでの公聴会で、
その場所が同州南部の町ゲティスバーグ。
あのリンカーンが有名なゲティスバーグ演説を行ったところです。
何かの歴史的な因縁を感じます。

小さな小さな私事で恐縮ですが、私が中学の時、県(佐賀県)レベルでの英語の弁論大会がありました。
不肖私目もこのリンカーンの演説を述べたことを思い出しました。
片田舎の中学でしたが、英語の先生は、長くアメリカに住み、終戦後に日本に帰られた方でした。
その先生がこの演説を選んでいただき、そしてその内容も教えていただいたことでした。
途中は忘れましたが、最初と最後の部分だけは今でも覚えています。

“Four score and seven years ago our fathers brought forth 
on this continent,・・・

・・・and that government of the people, by the people, for the people,
 shall not perish from the earth.”

87年前に我々の父祖は・・で始まり、最後の人民の・・・の触りは
アメリカの民主主義の原点ともされ、
アメリカ国民には、是非ともここに立ち帰ってもらいたいと思います。
(勿論、小生の弁論大会は入賞することもなく、現在に至るまで英会話も出来ない、というザマであります)


「参考」
(主に見させていただいているサイトなど)

〇大紀元エポックタイムズ(Youtube)
〇張陽チャンネル(Youtube)
〇及川幸久氏のチャンネル(Youtube)
〇我那覇真子チャンネル(Youtube)

〇大統領選にまつわる大きな力関係の構図は、
元駐ウクライナ大使の馬渕睦夫氏著の
[2021年 世界の真実]を読み、目から鱗でした。
本著の帯「トランプと習近平そしてデイープ・ステート(国際金融資本)との
三つ巴による仁義なき10年戦争が始まった」
・・・そのものが今アメリカ大統領選で繰り広げられています。



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2 コメント

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Unknown (mori)
2020-11-30 07:21:08
八重椿も、花瓶も凄く綺麗に描かれていると思います。溢れんばかりの花びらと立体感のある花瓶、描く大変さを思うと感謝感謝です。
大統領選、世界から注目され、それぞれの国の利益が絡みますから、米国が静かに淡々と選挙をこなすことはまずできないことは自明ですね。そんな中で、アメリカがどの様な手段を選び民主主義を守るか注目して見ています。
それにしても、とても詳しく研究されているのには脱帽しかありません。
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Unknown (サガミの介)
2020-11-30 08:12:02
八重椿と花瓶、その質感、色合い、複雑さ、背景とのマッチング、とても落ち着いた安心感のある見飽きない絵だと思います。
米国大統領選挙、その真実を知らずして未来は開けないでしょう。
我々はCNN直輸入のワイドショーメディアに踊らされず、正しい判断力を持ちたい。
日本政府は、あらゆる信頼できる情報と分析に基づく戦略を打ち立て国民をミスリードしないよう願うばかりです。
返信する

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