古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

お野菜いろいろ(珍種コールラビ 初お目見え)

2022-07-04 06:59:51 | 静物(全体)
前回(6.23)の教室では、色とりどりの野菜もご準備されていました。
見ただけで華やかなのは、赤と緑、黄と紫、赤茶と薄緑などの補色関係や
黒っぽい駕籠に白っぽいジャガイモや玉ねぎの枯れた葉など、
色の対比がきわだっていたからでしょう。

中でも画面左手前の二つ、球状の茎から多数の葉(と呼ぶようです)が出ている「コールラビ」という野菜、
近くのスーパーには出ていない、おそらく入手が難しいと思われる珍種(自分も初めて)を
わざわざご準備いただき、大変あり難いことでした。
この名称、一度聞いても(この年になると何度聞いても)頭に残りませんが、
ネットによりますと、
キャベツを意味する“コール”とカブを意味する“ラビ”が一緒になったもの(ドイツ語)で、
原産地は地中海沿岸、生では勿論、炒めても煮てもOKとのことでした。
野菜原形の写真を下記に添付させていただきます。

枯れた葉付きの玉ねぎは、先々週「乾燥中の玉ねぎ」として描いたばかりでしたので、
続いてのこととて何だか嬉しくなりました。
その時と同じく、マスキングインクを使って描きました。

ズッキーニがカボチャの仲間(ウリ科カボチャ属)であることも、
そして実際に食してみて、カボチャが自分の味を主張するのに対し
ズッキーニは自己主張は抑え、他の味を包み込む素材であることも、
今回初めて知りました。
教室のモチーフからは、毎回何かを教えてもらっていることに感謝です。


コールラビの写真
DecoのべジブルHappy Life♪様のお写真より

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2 コメント

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Unknown (mori)
2022-07-04 07:14:28
教室の方の構成もあるのかと思いますが、それにしても全般の構成、一つ一つの野菜の丁寧な描写、敷物、籠、バックの色合いと何時ものことながら見事な出来だと思います。
見たときにこれは玉ねぎ、これはジャガイモ・・・と進んでいくうちに左にあるのは何だろうと思い、説明を読んで又教えられました。私も初めてです。改めてタイトルを見てそうだったんだと思いました。
なんだか赤いトマトに手が伸びそうです。
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Unknown (サガミの介)
2022-07-04 08:24:40
彩り豊かな野菜籠、その美しさを実現させる作画技術は修練の賜物なのだと思います。
自分の素人菜園で色々作ってみていますが、コールラビは未挑戦です、やってみようかな?
私事で恐縮ですが、かぼちゃの雄花がないとき、親戚だろうとズッキーニの雄花をかぼちゃの雌花に花合わせしたのですが、見事に失敗した経験があります。
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