クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

居鞍岳から掃部・硯岩へ縦走ハイク H-18-6-29

2006-06-29 20:57:56 | 榛名湖周辺
今日は居鞍から掃部・硯岩へ縦走してから「榛名ふれあいの郷」を経由
して県道周りで一周しようという計画。
県道126号線で榛名湖へ急ぐ。高崎から榛名湖へは五本の道があるが、
榛名神社経由・伊香保温泉経由・森林公園経由は遠回りなので、126号線
か28号線が良いが28号線は狭い上に平日は採石場のダンプの往来が
激しいので最適はこの126号線。
榛名湖はすっかり夏姿だが平日のためか、時間が早いためか、観光客の
姿も余り見えずにひっそりしている。北岸に回りこんで「榛名吾妻荘」
から左折して吾妻に入って4k地点の教育林側道出口のゲート前に駐車。
(10.27)
道路左の防災壁が僅か1㍍程開いているが其処が登山道入り口。夏草が
茫々で分かり難いが良く見れば標識もある。

ここからは約百段ぐらいの木枠階段で尾根に達すると雑木の間の東電
巡視路を行く事になる。小沢二つを越えると東電独特のプラ段が始まるが、
3段階に分かれてはいるが九百段以上はある。途中で一人の登山者に
追い越された。正に仙人の様にスイスイと歩きあっという間に見えなく
なる。相手が早いのか?爺イが遅いのか?
やがて道は山麓を北に周りこみ17号鉄塔前に到着。ここに垂れこむ尾根
が居鞍山登山口。(11.18)爺イ製の入り口表示が未だ健在。

尾根は緩やかで広く歩き易い。コブ一つ越えたところの大岩の上に石宮が二つ、

ここから少し南向きに方向が変わって間も無く居鞍の頂上。三つの標識が点在、



既に仙人氏は早くも昼食支度に掛かっている。爺イと同年輩のその人は
東京から来たと言い、既に鬢櫛に登ってきたとのこと。2ショット写真
を撮ったりして暫し雑談。(11.34-11.41)

脅威の仙人氏と別れて南に向って下山開始。この面は打って変わって
熊笹の原。尾根を外さない様にかすかな踏み跡を辿って間も無く按部。
ここにも爺イの標識健在。
(11.51)

登山開始以来、樹葉が濃くて周囲の景観は全く望めないし、肝心の掃部も
見えないので一寸不満。少し平坦が続いたがやがて大コブに遭遇、漸く
超えたら又一つ。
2つ目のコブからは尾根が今までの東南方向から西南に替わる。(12.14)
いよいよ山らしくなってきてアップダウンの後、目の前に大ピーク出現、
もう掃部の裾野に入った感じ。ピークを下ると直ぐに登り、右に巨大な
山が見えるがその東を抜けているようだ。(12.33)
間も無く傾斜が緩くなり広い斜面風の所を登りきると漸くバテバテで
掃部の頂上。誰も居なくひっそりとしている。(12.58-13.34)

ここで肝心の東南面の榛名湖は樹木が邪魔して全く見えず杏ヶ岳のある
西南方面と居鞍の北西方面だけ。それも夏特有の霞み状態でしか見えない。
楽しみにしていた「家ノ鞍」と同じ標識は見つからなかった。
昼食・休憩の後、榛名湖方面に下山開始。此方は綺麗に登山道が整備され
ているが、勾配は居鞍からのよりも遥かに厳しい。膝がガタガタになり
ながら硯岩との鞍部。ここは直進が硯岩、右折が榛名湖、左折はふれあいの
郷という四つ角。(14.03)

取り敢えず、硯岩に寄って展望を楽しんだり写真を撮って分岐に戻る。
(14.17)

硯岩からは榛名湖や周辺の山が楽しめた。


別荘地に出る所には登山口看板、ゲートを潜って28号線に到着が
14.25。いよいよ駐車場所まで3.1kの県道歩きであるが、
登りは最後の部分だけで大方は下りなのでさほどには苦痛ではない。
「掃部の大栗」「教育林」看板などを見ながら


石宮のある駐車場所に到着は15.01。

県道から見える居鞍も掃部も誠に巨大で高い。よくぞ登ってきたと我
ながら感心。雷にも遭わずに満足の一日。
もともと居鞍の入り口は「群馬山岳移動通信」氏に教えてもらったもの
だし、縦走出来るとは「フーさん」から、居鞍から下ったら巡視路に
降りないであくまで稜線をと言ってくれたのは「柴犬さん」、皆さんの
お蔭で二回目の縦走達成。

追記・見当らなかったお気に入り標識は下の写真。古い記録より。



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