クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

草津白根山でリンドウ再び H-29- 9-13

2017-09-14 12:52:35 | 倉渕・長野原・草津・嬬恋
先日、嬬恋の東籠ノ登山でリンドウを見てきたばかりなのに
地元の上毛新聞に草津白根山も見頃との記事が出たとの
友人からの連絡を貰ったので再びリンドウ三昧。
序にこの草津白根は今年の六月に三年ぶりに警戒レベルが
2から1に引き下げられているので「神秘なエメラルドグリーン」が
売り物の「湯釜」にも500mまで接近して見物できるから。

高崎から白根までは結構距離があり、草津経由で約92kmで
二時間半の走行。

白根山レストハウス前の第一駐車場からこれから登る
「湯釜展望台」方面を眺める。今立っている2020m地点からは
地形の関係で2110mの展望台は見えないし、白根山山頂は
もっと上の2160mにある。



軽装のハイキング支度で出発。遊歩道の歩行は約500m、標高差
90m程度。駐車場西端からたった一本残されている見学コース
入口があり大勢の観光客が軽装で往来している。



歩き始めると忽ちの内に左右の草むらにリンドウが咲いている。
特別の群落というより満遍なく点在。
振り返ると歩いてきた遊歩道の先に「逢ノ峰」や「弓池」が
見渡せる。



西側が開けていて連山の景観が見事。



途中の退避壕の展望台から懐かしい笠ヶ岳が遠望できた。
何時も美味いキノコ汁を出してくれる小屋のご主人は
数年お会いしていないがお元気だろうか?



途中で撮影したリンドウたち。
(サムネイルクリックで画像は拡大、戻るには左上の左向き矢印をクリック)

            

案内書では20分と書いてある行程を30分以上も掛かって
湯釜展望所に到着。景観を楽しむ人たちで満員状態、
中々、前に出られない。裏志賀山からの大沼池展望も
見事だがここは距離が近いので素晴らしいの一言。
湯釜は、直径約300m、水深約30m、水温約18℃の火口湖、
湯釜手前に小さな火口湖が見えるが水釜は東側だから涸釜?



動画を撮るとこんな感じ。win10への切り替えで慣れ親しんだ
moviemakerが使用不能となったので新方式の手テスト版。

白根山湯釜


暫く景観を楽しんだ後、下山して弓池に向かう。



弓池の隣に小さな「明治火口」



リンドウを撮る前に標石探し。この近辺には「地殻変動観測点」
が二か所と二等水準点か一か所あるので三角点マニアの
爺イとしては見逃せないのだ。
弓池の上部に観測点、点名は「弓池」2022.5m



弓池周辺のリンドウ

(サムネイルクリックで画像は拡大、戻るには左上の左向き矢印をクリック)
         

弓池を辞して今度は二つ目の観測点と水準点を探しに
「芳ヶ平遊歩道」を辿るため一旦レストハウス前で
軽食をとりながら休憩。



向かうのはこの白く光る火口壁の東側。



レストハウスからの直進路は封鎖されているので
東に回る。



建屋裏から階段を降りて叢にある道標に従って小径に
入る。



直ぐに小さいながら風情のある池脇を通過。



正規の第三駐車場出口からの道とは違うが途中まで
こんな道を進む。周囲はリンドウが一杯。



適当な位置から斜面を横断して車道に出る。この車道は
歩道がないのでカープの多く交通量が多いので移動には
脇道利用する方が無難。
芳ヶ平への遊歩道始点に合流。ここでコンクリートの
台石に埋め込まれた二等水準点、点名は「10806」1990.8m。
埋め込みなので石柱を探しても見つからない。



遊歩道を更に北に進んで前面に小山があるところで



二つ目の地殻変動観測点発見。点名は何故か「御巣鷹」で
1981.9m



左を見ると火口壁が間近。



遊歩道で出会ったリンドウたち。

(サムネイルクリックで画像は拡大、戻るには左上の左向き矢印をクリック)
     

目的全て完了でブラブラ歩きでレストハウスに無事帰着。



甲子園では阪神を粉砕して三位浮上で至極満足の一日。

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