クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

中之条・高田山と反下川・黄金の瀧(2) H-17-10-2

2005-10-02 19:10:55 | 中之条・小野上・みなかみ・沼田・渋川
充分な休息の後、石尊山はすっかり諦めて下りに掛る。降り始めて暫くで右崖下から聞き慣れない動物の鳴き声。
良く見ると50㍍下に猿の群れが居て、ほぼ同じ方向に移動していた。縄張り争いの喧嘩でもしているのか?爺イの熊除け鈴の音に警戒しているのか?やけにけたたましい。
碓氷峠や妙義では人間摺れした猿に遭遇しているがこんな山の中での野生の群れは初めてなのでカメラに電源入れて後を追った。
尾根の左折も気付かずに直進して急下降するも猿の移動スピードについていけずに(当たり前だ)撮影断念。
「猿の野郎め」と悪態つきながら元の分岐に這い登る。20分のロス。ここからは余所に気を取られずにひたすら下るが岩角・木の根っ子だけが頼りの急坂、立ち木に掴まらないと
ずり落ち転倒する様なザラ場で膝はガクガクで下りのくせに休止多数。
スタートから35分弱(ロス徐く)で高田山案内看板、急坂も終わり歩き易い道を軽快に下り、登りのときの尾根分岐を無視して素直に踏み跡を辿る。下り13分でいきなり林道に飛び出した。
林道に降りて吃驚仰天、広場には「高田山登山道」の看板、「わらび峠」の道標があり、その上、「唐繰原大黒天」までも。
大黒天で写真を撮ってから「反下」に向うが歩行14分で午前中登り口、それから15分で駐車場。途中でヘビと遭遇、杖で払っても大口開けて向ってくるので戦闘10秒で血祭り。降り通算48分は案内書通り。
帰りに反下川清流の黄金瀧を見に行く。美郷館前の未舗装ガタガタの林道で1.3k地点のゲートによる林道閉鎖場所手前にそれはあつたがかってこんな見事な滝壷を見たことがない。黄金色とブルーの入り混じった滝壷の見事さはまるでC.Gの世界だ。車道を整備すればもっと人が来るのにと思いながら帰途につく。自宅から往復116K。

帰途に発見したわらび峠標識

五色の瀧と言いたくなる黄金の瀧

爺イに歯向かって退治されたヘビ

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