クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

白髪岩・原三角測點にタッチ(2) H-18-8-2

2006-08-02 22:00:16 | 妙義・下仁田・富岡・南牧
路傍の空き地に車を突っ込んで早速登山開始。(11.54)行く手は
夏草茫々で最初から辟易。
ここは林道によって尾根が絶ち切られた切り通しなので兎に角、急登を
登って尾根に行かなくてはならない。踏み跡は微かに分かるのでそれを
辿ると、稜線のやや下を北上する。通路は腰ぐらいの笹原、何となく
湿っていてズボンが早くも濡れてくる。
結構目印があるので安心するが、雰囲気的には注意看板通り、何時クマ
が出てきてもおかしくないところ。間も無く最初のピーク、ここからは
東北に向って右に。稜線の高度があるのでピークも丘程度。
正面に大きなピークが現われるが直登ではなく左に廻り込む形、やがて
ピークに着くがここが1499m峰と言われる場所(12.26)。
この頂点からはスッと東に向う。
樹幹に文字の消えかかった道標、どうやら「白髪岩・稲包山」と読めた。
確かにこの先には物見山や稲含山があると説明書の概念図に書いてある。
あれっ、物見山って片品や内山牧場の他にここにもあるのかな?

相変わらずの笹原の道、腰というより胸の辺りまでの深さ。苛々して
ヤケクソの様に進んだら東南への稜線に入りこみ、テープも踏み跡も
見失った。慌てて少し戻り左斜面を北に下りると再び踏み跡発見で
一安心。再びさっきと同じの道標が現われる。(12.53)
ここは白髪岩への最後の登りに掛るが、ここから左の回り道を選択
するか、尾根を進んで岩場を突破するかの分岐点。爺イは迷わず
回り道。岩場は帰りに通過と言い訳しながら。
回り道は尾根の遥か下を行くが中々高度が上がらないので、開く
ばかりの尾根との距離に焦り気味。やがて頂上を通り越す位置で
踏み跡を見失った。仕方なく右手の斜面を登り出す。途中から
再びテープと踏み跡、今更何だと文句タラタラで急登を頑張る。
何とか東西に長い頂上に到着(13.07)。
先ず、嬉しい事に立派な頂上標識、その下に待望の原三角測点、
少し離れて図根点。




三角測点上面の二本の対角線が東西南北を指している。従って良く
説明書にある「東面に三角点」とあるのは間違いで正確には「東北面」
に「原三角測點」東南面に「明治十五年十月」北西面に「内務省地理局」
の彫りがあるが、何回か修復の跡がある。
兎に角、大満足で休憩・昼食(13.07-13.26)樹葉濃く展望皆無。
帰途は岩尾根を通ってみたが、中々の難所、登りで来るには一寸苦労するかも。
境界杭もあるので、この線が確かに藤岡・下仁田境。
踏み跡を忠実に辿ったら1499峰の100㍍手前で稜線に合流。
振りかえれば分岐にはちゃんと複数の目印がある。笹原の濃さに根気を
失ったのが敗因、何時もの不注意、大いに反省。
その後のピークの登り返しは楽々で駐車場所には(14.02)。
結局、登りは迷ったので1時間13分、下り36分。
帰途で同じ道の走行は厭だったので、林道を西進。しかし悪路の程度は
変わらず。何がスーパーだと不満一杯で4.1k走行して漸く下仁田方向
看板のある丁字路、ここからは完全舗装路。

下仁田方面の林道に進むがこれが大変な蛇行道、東へ行った積りが何時
の間にか北へ、暫くで何と南へ。訳もわからず下って再び丁字路、左は
「八倉峠」「小沢岳」とあったので右折、そばの橋には「青倉川」とある。


間も無く再びの分岐、矢印と反対に左折。

スタートから17kも走って「湯の沢渓谷」看板で林道は終わり、大きな車道
に出ると対面に大看板、左の下り方向へ。


ここは県道172号、「青倉」「跡倉」を経て何とか254・18号線経由で帰宅。
往復124k(往路が長くて68k)。ガソリン高騰の折、少し走りすぎたかな?


ご来訪のついでに下のバナーをポチッと。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 再び仏体山登山道探し H-18-... | トップ | 白髪岩・原三角測點にタッチ(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

妙義・下仁田・富岡・南牧」カテゴリの最新記事