クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

音羽山東コースと林道探索(改) H-20-11-5

2008-11-06 09:04:26 | 榛名山麓
好天に誘われて今日も榛名山麓ハイキング。狙いは音羽東コースだが
序でに音羽東麓林道が何処まで続くのかの確認も。
自宅から僅か16k強の126号線の「車橋」、ここは33号線の榛名神社手前
にある「びくや」脇を発して東進する12.8kの「林道南榛名山線」の終点であるし、
更に東に向かう「林道東榛名山線」5.5kの始点の四つ角。



右折して整備良好の東線に入って0.9kで左への切り返し作業道、
ここを北上すると鐘撞山登山口に繋がるので勝手に「鐘撞東南登山口」と
名付けているが勿論道標などは無い。更に1.3k進むと林道の最北端。
この看板の所の林道入り口が今日の駐車拠点の自称「鐘撞東登山口」で
殆ど鐘撞山と横並びの位置(10.19)。



早速、林道を北上開始。国土院地形図にもこの林道は記載されているが
右手に見える堰堤の工事用でもあるし、周辺の檜林の整備状況から
見ると林業用に大いに活用されているらしい。数百㍍の登りで東南登山口
からの林道と合流点。鐘撞への入り口は左へ100㍍下った所。



北上を続けると「水源機能回復事業」の看板、「水源宝くじ収益金」に依る
とのこと。合流から0.6kで涸れ沢を右へ渡って笹の道で尾根跨ぎ(10.57)。



直ぐに現れる二又分岐を右に進むと早くも林道は下り気味、沢水も進行方向に
流れている。間も無くこの保安林看板で左への作業道、ここが音羽東第一登山口。



ここは通過して再び小沢を右に渡って前面の稜線を目指すと林道分岐(11.12)。
ここが音羽から東への稜線の末端で自称「音羽東登山口」。道標は無いが
目印テープ。



林道延長確認のため更に前進すると道は完全に下りにかかる。蛇行する
道を約20分で着いた所は東榛名山線で駐車地点から1.8kの東の地点(11.33)。



林道延長の確認も出来たので、再び登り返して登山口(12.05)。



登山道は林道そのもので尾根道でもある。右手に珍しい地籍標柱、
「井戸窪185番地」とある。



こんな林道にも轍の跡があるが深く抉られて車の腹で擦った跡もくっきり。



やがて見慣れた黄色の保安林看板、ここを右に行けば地形図通りの破線で
28号線への薮道になるが



今日は左に行って第一登山口からの道との合流点。目の前の上部は
伐採地で開け、南は藤岡山魁までが薄い靄の中に見られる。
休憩、昼食にするが、写真の右手雑木林付近から左のコブへ行く。音羽山は
左の奥(12.22-12.39)。
ラジオからはオバマ207対マケイン135、決まりだな。



伐採地の中の急登に挑むが端材がそのままになっているので進路選択が
極めて面倒。伐採跡にタラの芽の木が多数、若しかすると栽培地?



悪戦苦闘で漸く雑木林との境に辿りつき、前面ピークを避けて左へ
ショートカットして鞍部着。見下ろすと登って来た伐採地はこんな感じ(12.55)。
標高差は125m。



有名な山などは見えないが其れなりの景観も楽しめる。



見慣れたG氏のブルー紐の目印と思ったがこれは伐採地の境界線らしい。



さて、突然出てきた稜線の踏み跡を辿って目の前の大コブに挑み、登りきった
所には豪快な岩尾根が現れ、「これぞ!山」の雰囲気(13.20)。
ラジオからはマケイン氏の敗北宣言が聞こえてきた。



又、一つ小ピークを越えると今度は本当の登山路用の目印テープ。



前方に何やら薮がこんもり、アレを突破すれば頂上なので枯枝を払って進む。



遂に到着。前ノ沢林道からだけが音羽ルートではないので、この東ルートも
多くの人に使ってもらいたいものだ。頂上標識は三枚とも健在(13.30-13.48)。





三角点にもタッチ。藪の中。點名・音羽 三等 1014.72m



本日の爺イ。



薮に囲まれ休む場所も無いので下山口に移動して休憩と甘味を補給。北の山々は
雑木が邪魔して良く見えないのが残念でこんな程度。



かつて付けた標識が数枚も残って居る事を確認しながら標準路を一気に下山。



時々、クマのマーキングも見られるが古いもの。



2つ目の岩ピーク、下りの時に一番迷い易い場所で左を通過したら思い切って
右に回って窪を下らなくてはならない。歩き易い直進の稜線に行っては駄目。



ずっと下って鐘撞山との鞍部、この道標にある前ノ沢林道への下りは途中崩壊。
折角だから鐘撞に向かうが、感覚的に直ぐ傍と思われるが実際は鞍部から
250mもあり標高差は30m。



お馴染みの「阿夫利大神」「御嶽大神」の石碑と石宮(14.33)。



新型金属標の四等三角点。點名・鐘撞 四等 838.7m



大分、傷みが進んだ爺イの標識。
この標識の標高846.1mは「箕郷町平面図」からのものだが
国土院の三角点標高は838.7m、ナビは気圧調整がしていないので
正確とは言えないが測定すると845mを指した。
はて、どうしたものかな。



さあ、駐車場所への近道は鞍部から少し音羽寄りのこの道標から
林の中を東に急降する。



自然に作業道に合流して林道、この道標の所(15.00)。



左に少し登って往路の分岐から右折して南への林道に乗換えて帰着(15.08)。

このコースは「音羽・鐘撞周回ハイキングコース」とでも名付けようかな。



この日に使った作業道は地形図上は描かれていない。地形図上の実線は
約50m東寄りにあるので11/7に確認した。図の黒線のコース。
入り口は道標も無いこんな具合。



直ぐにゲートで閉められていて「危険個所あり」と。



出だしはカードレールなどもあるコンクリート舗装だが



大方はこんな荒れ道で最後は道形も不明瞭。約35分で林道に飛び出す



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
モバイル (くたびれ)
2008-11-11 22:07:38
そーです。とても小さいPCです。
PHSのようなアンテナがあるエリア内で無線LANを
介してインターネットができます。
モバイル契約だと本体込みで9,800円で購入できました。
今度の帰省には持参します。
今は多種多様なPCがあるようなので、電気屋へ遊びがてら
見にいきましょう。

返信する
RE:モバイル (爺イ)
2008-11-11 09:33:43
朝晩の冷え込みで当家は早くも冬季の暖房態勢。
PCモバイルって早い話が軽量ノートパソコンの類い?
1997年から使っている小生のパソコンは今やその存在も
珍しい骨董品・東芝ブレッザですが、本体能力の許す範囲で殆どの機能部分を入れ替え、分岐USBで周辺機器を
つけ足して、何とかVISTA時代を泳いでいます。
返信する
寒いですね (くたびれ中年)
2008-11-10 22:17:41
PC(モバイル)購入しました。
相変わらずの健脚ぶりですね。
熊なぞに遭遇しないよう気をつけて
ください。こちらは、ジョギングを始めました。
目標は青梅マラソンです。もっともっと丈夫な
体を目指してがんばろうと思っています。
また、登場します。
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お礼 (石塚)
2008-11-09 14:15:14
ありがとうございます。
寒いですが、お元気で何よりです。
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RE:URL切り替え (爺イ)
2008-11-09 12:32:19
ご連絡有難う御座いました。
11-12月は榛名周辺、1-3月は吉井・甘楽方面の
山裾をハンターを避けながら徘徊します。
早速、URLを切り替えました。
今後ともご指導の程、お願い申しあげます。
返信する
榛名は奥が深い (石塚)
2008-11-09 08:50:07
榛名は奥が深いですね。まだまだ歩いていない山が多いですが、私は最近新たな挑戦をしていない、と思いました。

ところでHP引っ越しの連絡とお願いです。
リンクしていただいている「石塚さんちのホームページ」は下記に引っ越しました。
http://www.ishizukax2.com/

ご面倒をおかけしますがリンクをしていただいているURLの変更をよろしくお願いします。
なお前回の引っ越しから5年間続いた元のホームページは11/16(日)に終了します。
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