クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

吾妻・瀧峨山 H-16-5-15

2004-05-15 10:52:09 | 吾妻周辺
岩櫃山の東北麓に別名「観音山」と言われる瀧峨山がある。西嶺と東嶺の二峰があるが、開発されているのは東峰だけで、西嶺はあまり人は入らないらしい。場所は岩櫃山への途中にある。旧145号線で原町駅前を通過して不動沢を越えた所で右折し、平沢方面に向かうと僅かの距離で観音山への分岐があり、直ぐに登山口の駐車場である。この山は元々は「松山」又は「岩鼓」と言われていたのが、山中に観音像が置かれるようになって「観音山」と言われるようになったとの事。「瀧峨山」の名前は登山口にある不動尊が「瀧峨山不動尊」ということから来ているらしい。道標は「観音山(瀧峨山)」が多い。
駐車場から左手に降りると不動瀧と言われる見事な瀧がある。落ち口から三段に水飛沫を上げているので「三重の瀧」と言うそうだが、何処が三段なのか良くは分からなかった。ここまでは登山目的ではない瀧見の観光客もいたり、滝壷付近でバーベキューの団体もいて不動尊脇の休憩所は大賑わい。
登り始めの胎内窟を過ぎると、「金堀穴」の看板があり人工的な感じの穴がある。中は真っ暗なので予め用意した懐中電灯をつけて入ってみる。入ってみると綺麗な四角にくり貫かれた穴で、曲がったり下降したりかなり複雑であるが、段々天井が低くなるので途中で引き返した。
ここを過ぎると、とんでもない形の岩が立ち塞がる。名物の「象が鼻」であるが、左手の崖から突き出している高さ3㍍、長さ10㍍、奥行き5㍍の岩が宙に浮いている感じで登山道の真上に被さっている。一寸の振動でもあれば落下崩落してしまう様に思えて、その下をさっと潜りぬけほっとする。ここには左に行く分岐があるが、直進して東回りコースを行く。途中には「大日の窟」「秘密の窟」「東大岩窟」などとの名前がついた観音像を設置した岩窟があり、それを過ぎると杉林で、少し西向きに登ると間も無く頂上である。この途中の大きな朽木の洞で去年、キツネを見つけて撮影に成功した。頂上にはまだ新しい道標と幾つかの石祠もある広場になっている。ここからの降りは鎖場を経て西側を降り、
象の鼻手前の分岐に合わさる。一周約一時間半弱ぐらいか?滝の音が周りの山の峰に反響するのかとても大きく聞こえる。
名物・象の鼻岩


洞窟への入り口


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