我が家では家庭の事情で爺イの単独外出は基本的に3時間程度が
限度になった。つまり、片道一時間の範囲で現地滞在時間が
一時間と云うパターン。従って余程の条件に恵まれなければ
永年続けた低山登山はもう店じまい状態で専ら季節の花や
イベント見物が関の山。
今日は家族を某所に送り届け迎えまで5時間の余裕が出来たが
登り遅足の爺イでは山には少し時間が不足なので榛名湖周辺で
昨年から入れあげている「ウバ百合」の観察2018年版を開始した。
通い慣れたr-126で箕郷町を抜けると「交通規制」の看板に
ギョッとする。
だが、よく見ると7/29の「第6回榛名湖リゾート・トライアスロンin群馬」
だった。ヒルクライムではないのでこの路線を競技に使う筈はないが
多分、この県道や隣のr-28が榛名湖畔の「バイク・ラン」の競技コースの
r-33にぶつかっているからだろう。
ひっそりとした湖畔の道に入り、毎回マンネリと自嘲している湖畔からの
山を眺めて撮る。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き
矢印をクリック)
時計回りで北岸から東吾妻に下るr-28、約1kmで一旦頂点に達して後は延々と
下り道。この沿道の左斜面にある筈のウバ百合を探しながらハザードランプを
点け超低速で下る。だが一向に見つからないので去年の事が思い当たる。
実は昨年、7月末の開花時期には沢山確認できたがその後の結実の観察で
9月初めに来た時にはこの沿線は奇麗に除草されウバ百合も全て姿を消していた。
ウバユリは「ユリ科」に属するが ヤマユリなどが属する球根のある「ユリ属」
ではなく、根っこに球根の無い「ウバユリ属」で種子の四散によって増えていくの
だから種子が熟れる前に刈り取られれば絶滅への道が待っているのに。
種子から芽生えたウバユリは、6年から8年の歳月をかけて少しずつ
大きくなり葉を数枚つけるようになる。だがその期間、見た目は只の雑草と
変わらないから刈られてしまえばそれでオシマイ。
だが生き残りは或る年、輪生状の葉をつけると、この株は見る見るうちに花茎を
伸ばし一生にたった一度の花を僅か五日間だけ咲かせる。
そして花を咲かせて実を結ぶとそれで命が終わり株は、すべて枯れてしまう。
だから今年見ている株は種子を作ったら永久にこの世から
消えてしまう訳で8年の雌伏のあと、一瞬の夏に最後の饗宴をするのだ。
頂点から2km程で一旦下りが終わり今度は居鞍岳登山口までの0.7kmの登りが
始まるがここから漸くウバ百合が点在し始めた。その場所が決まって
県道とクロスする小さな渓流付近だと気づく。どうやら日陰で水流が近くで
水気か豊富ーーが生育の条件なのかな?
そう云えば沿道の日当たりのよい乾燥した地形には全く見られない。
大体の様子はyoutubeで。
(途中で止めるには画面左下の縦二本棒をクリック、その途中から再開は
右向き矢印、終了してからもう一度見るには左下に現れる反時計回り
反転マークをクリック)
ウバユリ2018
おまけの花々。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き
矢印をクリック)
今年は最後の種子放出まで刈り取られないことを祈るばかり。やがて登りが
終わって県道の頂点。地形図でp-1005となっているところで居鞍の登山口でもある。
何時も駐車でお世話になる石宮に挨拶してUターンで湖畔に戻る。
榛名湖北岸に駐車して去年大量に発見して結実から放出まで見届けた群落の
場所へーーーと思ったら驚いた事に其処には稀に見るか細い株以外は
殆ど存在していない。仕方なく林間を歩き周り「烏帽子国有林下水処理施設」まで
見て回ったが全部搔き集めてもこんな程度。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き
矢印をクリック)
どうしてだろうと釈然としないまま湖畔に降りて一休み。ルアー釣りの
釣果をビデオにと思っていたが一向にその気配は無し。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き
矢印をクリック)
時間に追われるように帰路に就くがr-28の入口駐車場によって沼の原の
まゆみの道に夏花が無いか覗いてみたが未だ緑一色で花は無し。
それではと伊香保方面に下ってスケート場に向かい、森林公園管理棟前の
花壇でレンゲショウマの成長具合を確かめたがマダマダ小さな蕾で開花は相当先だ。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き
矢印をクリック)
一巡を終了してそのまま林道上野原線・盗人越え線を走って帰宅。所要4時間。
ご来訪の序に下のバナーをポチッと。
登山・キャンプランキング
限度になった。つまり、片道一時間の範囲で現地滞在時間が
一時間と云うパターン。従って余程の条件に恵まれなければ
永年続けた低山登山はもう店じまい状態で専ら季節の花や
イベント見物が関の山。
今日は家族を某所に送り届け迎えまで5時間の余裕が出来たが
登り遅足の爺イでは山には少し時間が不足なので榛名湖周辺で
昨年から入れあげている「ウバ百合」の観察2018年版を開始した。
通い慣れたr-126で箕郷町を抜けると「交通規制」の看板に
ギョッとする。
だが、よく見ると7/29の「第6回榛名湖リゾート・トライアスロンin群馬」
だった。ヒルクライムではないのでこの路線を競技に使う筈はないが
多分、この県道や隣のr-28が榛名湖畔の「バイク・ラン」の競技コースの
r-33にぶつかっているからだろう。
ひっそりとした湖畔の道に入り、毎回マンネリと自嘲している湖畔からの
山を眺めて撮る。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き
矢印をクリック)
時計回りで北岸から東吾妻に下るr-28、約1kmで一旦頂点に達して後は延々と
下り道。この沿道の左斜面にある筈のウバ百合を探しながらハザードランプを
点け超低速で下る。だが一向に見つからないので去年の事が思い当たる。
実は昨年、7月末の開花時期には沢山確認できたがその後の結実の観察で
9月初めに来た時にはこの沿線は奇麗に除草されウバ百合も全て姿を消していた。
ウバユリは「ユリ科」に属するが ヤマユリなどが属する球根のある「ユリ属」
ではなく、根っこに球根の無い「ウバユリ属」で種子の四散によって増えていくの
だから種子が熟れる前に刈り取られれば絶滅への道が待っているのに。
種子から芽生えたウバユリは、6年から8年の歳月をかけて少しずつ
大きくなり葉を数枚つけるようになる。だがその期間、見た目は只の雑草と
変わらないから刈られてしまえばそれでオシマイ。
だが生き残りは或る年、輪生状の葉をつけると、この株は見る見るうちに花茎を
伸ばし一生にたった一度の花を僅か五日間だけ咲かせる。
そして花を咲かせて実を結ぶとそれで命が終わり株は、すべて枯れてしまう。
だから今年見ている株は種子を作ったら永久にこの世から
消えてしまう訳で8年の雌伏のあと、一瞬の夏に最後の饗宴をするのだ。
頂点から2km程で一旦下りが終わり今度は居鞍岳登山口までの0.7kmの登りが
始まるがここから漸くウバ百合が点在し始めた。その場所が決まって
県道とクロスする小さな渓流付近だと気づく。どうやら日陰で水流が近くで
水気か豊富ーーが生育の条件なのかな?
そう云えば沿道の日当たりのよい乾燥した地形には全く見られない。
大体の様子はyoutubeで。
(途中で止めるには画面左下の縦二本棒をクリック、その途中から再開は
右向き矢印、終了してからもう一度見るには左下に現れる反時計回り
反転マークをクリック)
ウバユリ2018
おまけの花々。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き
矢印をクリック)
今年は最後の種子放出まで刈り取られないことを祈るばかり。やがて登りが
終わって県道の頂点。地形図でp-1005となっているところで居鞍の登山口でもある。
何時も駐車でお世話になる石宮に挨拶してUターンで湖畔に戻る。
榛名湖北岸に駐車して去年大量に発見して結実から放出まで見届けた群落の
場所へーーーと思ったら驚いた事に其処には稀に見るか細い株以外は
殆ど存在していない。仕方なく林間を歩き周り「烏帽子国有林下水処理施設」まで
見て回ったが全部搔き集めてもこんな程度。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き
矢印をクリック)
どうしてだろうと釈然としないまま湖畔に降りて一休み。ルアー釣りの
釣果をビデオにと思っていたが一向にその気配は無し。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き
矢印をクリック)
時間に追われるように帰路に就くがr-28の入口駐車場によって沼の原の
まゆみの道に夏花が無いか覗いてみたが未だ緑一色で花は無し。
それではと伊香保方面に下ってスケート場に向かい、森林公園管理棟前の
花壇でレンゲショウマの成長具合を確かめたがマダマダ小さな蕾で開花は相当先だ。
(画像左クリックで拡大、元のページに戻るには左上の左向き
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一巡を終了してそのまま林道上野原線・盗人越え線を走って帰宅。所要4時間。
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この時間内ではあの素晴らしい山歩きの記録は当分期待できないのは本当に残念です。 我が家はまだ家庭の事情の束縛はありませんが、先月がからあるガンの心配やら、首周りの痛み等専ら自らの事情により、山歩きはできまないでいます。
今月20日からシティーギャラリーで何度かやった「長野堰関連」の資料展を行います。よろしければご高覧ください。