クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

蝋梅見物 2015 H-27- 2-3

2015-02-04 18:41:34 | その他
天気も良いので目下最盛期と思われる蝋梅見物。予定は榛東村と松井田・上増田を
ざっと一回り。但し、出かけ際に群馬開花情報を確認したら松井田は既に「見頃過ぎ」の
評価だったのが残念。

渋高線r-25のバイパスで北上してイオン前を通過し「中宿」で旧道と合流して右折、
次の前橋に属する「清野」を左折してr-161。1Km弱で信号の無い「判塚」信号を
右折すれば目の前が蝋梅の咲く大山祇神社前。

特に駐車場は無いので隣の笹熊集会所に車を停めると早くも蝋梅の香りがする。



参道からは鳥居越しに石段が見える。楚巒山楽会の故・川俣さんの記事ではこの鳥居には
山神十二社、正徳3年(1713)と刻まれているそうだが今は判読できない。
大山祇神社の由緒書きによるとこの社は笹熊地区の氏神として建立されたもので
十二社はその通称とか。



鳥居の掲額は「山神十二社」だが



直ぐ脇には氏子さんたちの作ったこんな表示物。



幾つかの石造物を見ながら石段を登るがもう脇には蝋梅が現れてくる。





石段の上には拝殿と思われる建屋があるが「敬神」の額。



拝殿の裏に数基の石像物。「山神十二社」「八海山大頭羅神王」「御嶽山座主大権現」
「意波羅三社大権現」など、何れも木曽御嶽信仰関連らしい。



いよいよ肝心のろうばい鑑賞。但しあとでDBに纏めるので一部だけ。











この山の頂上には四等三角点もある。点名は「新井」で226m。



三角点の奥にもろうばい林は続く。



この小山の後ろには小さな墳丘がある。多分、「北原古墳群」と思われるが発掘調査は
されてはいるが原型が保存されている訳ではない。



古墳群を示す行政のコンクリート標柱が存在するが「榛東村古墳oo号」しか判読できない。
多分、「31号」と推定できる。この標柱は多数ある古墳のためにNO.抜きのものを造り
号数はペイントで手書きだったために消滅したと思われる。



痕跡は二箇所のみ発見できた。





この小山を後にして序の事に近くの長久保古墳群を探しに行く事にした。榛東村で
確認されている古墳は記録上では168基もあり古墳の宝庫とも言えるが、そのうち
ここの北原は17基、これから行く「つつじがはら団地」の長久保古墳は27基で
あるが何れも住宅地開発などで現況保存されているのは僅かの数。

一寸の距離の団地内児童公園、目の前に一基。表示は無いがこれが推定で16号。





斜面を登ると頂上にもう一基。これは15号と明確な表示付き。現在はここが頂上だが
かっては中腹で造成のため上部が古墳ごと削られたらしい。
この斜面には記録上は19号21号22号34号40号がある筈だが何れも見当たらない。





車道を挟んで斜め向かいに17号の表示があるが墳丘のみ。



その後も周辺を探し回るが無駄骨折、地元の人が古墳と称するこんな墳丘はあるが
何れも表示物は無いのでここで打ち切って松井田に向かう。



R-18の松井田バイパスの途中からr-122に乗り換え、湯の川温泉を過ぎてから
r-216に左折して後は直進して細野局信号で右折、細野小を過ぎて左折すると
僅かの距離で右側にろうばいの郷の駐車場。駐車は無料だか入園料400園なりを
徴収される。





此処のろうばいの郷は3.2ヘクタールに1200本と規模は大きく園内には縦横に遊歩道が
走っている。





さっきと同じくDBに載せてあるので一部のみ。















ここの蝋梅は二種類らしい。花弁の先が尖がっているのが「素芯ろうばい」





花弁が丸いのが「満月ろうばい」。







今年最初の花めぐりは風も無く無事に終了。木曜から又天気が崩れるので
山行きは何時になるか分からない。

デジブック 『蝋梅見物 2014』



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