クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

富岡・下仁田の低山巡り  H-23-4-2

2011-04-03 12:56:18 | 妙義・下仁田・富岡・南牧
大地震以来、久し振りの山行きは富岡・下仁田方面へ足慣らし。
最初は破風山の北側を走る姫街道沿線の「「破風(ハブ)前場御嶽」。
勿論、地形図に山名が載っている訳も無いマイナーの極まり。
R-254を西進、「比佐理橋北」を右折して「南蛇井」で再び
右折でR-48を北上、中沢川を渡って直ぐに姫街道へ左折して
点在する集落の中を川の左岸を蛇行して西進。
路傍の古そうな道祖神に迎えられて進むと



早くも前方遥かに鍬柄山、あんなのに登ったことが我ながら
不思議に思えるほどの尖塔だ。



「やまいたち」さんに教わった登山道入り口の林道、「蚊沼線」
とは如何にも里山らしくて思わずニンマリ。



少し登って目標の山の真西近くの幅広場所に駐車して観察(9.00)。
山の稜線は南北、林道との間には大きな窪があるし、斜面登りは
大変そうなので林道を更に北に進んで写真の左側(北)に
取り付くことにする。



舗装された蛇行林道を200M程で林道が稜線を断ち切っている。
ここが「やまいたち」さんの言う「峠風の地点」と判断して右の
藪を探ると、ガードレールの切れ目にハッキリした踏み跡。
中に入るとこんな感じのなだらかな稜線歩き。



最初の高みを越えると目指す山がはっきりと確認できた。



直下は流石に山道らしいヤセ尾根。



そして難なく頂上に到着。勿論、手製の山頂標識は無いがこんな
立派な「御嶽山」と彫られた石碑があるので十分満足(9.26)。



近くに小振りな二基の石碑、一つは「武尊大権現」だがもう一つは
「OO大権現」と良く読み取れない。





曇り空で霞が掛かってはいるが展望は悪くは無い。南方には次に
行く「破風山」、この形からは山型の切り妻屋根は連想されないので
山名由来が「破風造り」からと言うのはこの角度からは怪しく
なった。



その少し西に逆光の中で鍬柄山。



西には大桁山方面、大桁は多分左の山、右の山は良く分からないが
川後石峠の東にある「剣ヶ峰」か? 又はその手前の三角点・中沢?




第一目標を達して下山、車移動で西進して千平からの道との合流
近くのこの看板脇に駐車(10.04)して破風山に向かう。



少し戻ってガードレールの切れ目のここが登山道入り口、目印多数。



途中も見慣れたブルー紐が多いので迷う心配は皆無。



幾つかのコブを過ぎると目印で満艦飾の小ピーク。ここは左折の
大事なところ。直進尾根が綺麗なのでうっかりすると通り過ぎる。



やがて地形図上の404m峰手前、小さな赤テープ目印で右の
迂回路で通過して僅かで稜線に復帰。



前方に破風山が見えてくる。



一つ目の絶壁、これが石宮のあるピーク。ここも右に迂回路。



但し、前回は迂回したまま石宮の正面に出たので今回は
直ぐ右の裏から強引に岩壁登り。そして石宮裏に到着。



石宮を東に乗り越して今度は正面から。そして迂回路に合流。



幾つかのアツプダウンを経ると巨大岸壁。ここは既に破風山の
西端。下仁田市街地南部のクリッペ帯と違ってここは鍬柄から
神成に続く「下仁田構造帯」に属するので剥がれることの無い
岩盤。



右下に伸びる細い迂回路で山の南に回りこんでからジグザクに
高度を上げるがザラ場なので滑り易く、Wストックが大活躍。
漸く、息を切らせて頂上着(11.15)。巨大石碑と2010-12の
「山がいちばん」さんの標識と2010-11の「fujioka T.K」さんの
リボンが出迎える。







最上部に石宮。



本日の爺イ。展望は良いが見える範囲はさっきと同じ。



日向でゆっくり昼食と休憩。人気は無いが下界の選挙カーが
煩くてやや興を殺ぐ。下山の急降では神経をすり減らし、思った
より多い登り返しにウンザリ。案内テープのお蔭で迷うことなく
駐車場着が12.45。




時間が早いので南蛇井から馬山に抜けて下仁田の「ほたる公園」、
御嶽山登山口看板脇に駐車。目的は「下仁田九山」の一つという
「ほたる山」。前回御嶽に登った時は下仁田九山の事を知ら
なかったので見逃している(13.12)。



位置は公園から300Mほど西の小山という触れ込み。山道を行くと
思いがけずに「お菊」繋がりの場所。







そこを過ぎると小山とはいえ一人前の稜線歩き。



意外な急登を経てほたる山。







東に御嶽が堂々たる姿を見せる。



少し休んで下山、駐車場所には本日唯一の花々(13.44)。







と言う按配で今日も無事に帰宅。因みに爺イは先月末で
78歳を迎えたが、低山ならば未だ何とか成りそうだ。

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